肺がんの治療と名医を受診するお勧めポイント

肺がんとは
肺がんは、肺から始まったがんの総称であり、肺胞、末梢気道、気管支から発生する悪性腫瘍です。
主に喫煙や受動喫煙、大気汚染、有害物質への長期的な暴露がリスク因子となります。
肺がんには「非小細胞肺がん」と「小細胞肺がん」の2種類があり、非小細胞肺がんは全体の約85%を占めます。
非小細胞がんは、さらに「腺がん」「扁平上皮がん」「大細胞がん」に分けられます。
診断方法
肺がんの診断には、いくつかの検査が行われ、がんの種類や広がりを確認します。
- 胸部X線検査
スクリーニングで行う検査で、肺の異常な陰影を確認します。 - CT検査
がんの診断、大きさや位置、転移、胸水の有無などを検査します。 - 骨シンチグラム(各医学検査)
体内に投与した放射性同位元素から放出される放射線を検出し、その分布を画像化したもので、骨への転移を検出します。 - PET-CT検査
がんの活動性を評価し、転移の範囲を確認するために使用されます。 - 気管支鏡検査
細い管状のカメラを用いて気管支の内側を観察し、がんが疑われる場合には組織を採取します。 - 病理組織検査
気管支鏡などで採取した組織の細胞を顕微鏡で調べ、がんの有無や種類を特定します。
これらの診断手法により、がんのステージ(I~IV期)や病理学的特徴が特定され、適切な治療計画が策定されます。
治療方法

肺がんの治療法は、がんの進行度、患者の全身状態、がんの種類により選択されます。
主な治療法は以下の通りです。
- 外科的切除
早期の非小細胞肺がんに対しては、がん組織を外科的に切除する手術が最も効果的です。
がんが局所的で転移がない場合に適用されます。 - 放射線療法
放射線を用いてがん細胞を破壊する治療法で、手術が困難な場合や術後の再発防止に用いられます。 - 化学療法
抗がん剤を使ってがん細胞の増殖を抑制する治療法です。
進行がんや転移がある場合に主に使用され、他の治療法と組み合わせて行うこともあります。 - 免疫療法
患者の免疫システムを活性化させ、がん細胞を攻撃する治療法です。
特に進行がんに対して有効とされ、免疫チェックポイント阻害剤などが使用されます。 - 標的療法
特定の遺伝子変異(EGFR、ALKなど)を持つがん細胞に対し、対応する薬剤を使用する治療法です。
がんの進行を抑える効果があり、分子標的薬が用いられます。
これらの治療法の選択は、患者の個別の状態とがんの性質に基づいて決定され、適切な治療法を選ぶことで治療効果の向上が期待されます。
肺がん治療選択の注意点など
肺がんの治療選択においては、がんのステージ(I~IV期)や病理学的特徴、患者の年齢、全身状態、他の合併症の有無などが重要な決定要素となります。
特に高齢者や体力が低下している患者の場合、外科的切除や強力な化学療法が適応できないこともあります。
治療選択の際に考慮すべきポイントは以下の通りです。
治療のリスクと効果のバランス
治療の効果が期待できる反面、手術や化学療法には副作用や合併症のリスクも伴います。
治療後の生活の質(QOL)も重要な要素であり、患者と医師が十分に話し合って治療法を決定することが求められます。
個別化医療の重要性
近年では遺伝子検査に基づいた個別化医療が進んでおり、特定の遺伝子変異を持つ患者には標的療法が適用されることがあります。
最新の治療法と臨床試験
新しい治療法が次々と開発されており、臨床試験への参加も選択肢の一つです。
特に標準治療が効果を示さない場合、最先端の治療にアクセスできることが大きなメリットとなる場合もあります。
多職種チームによる治療計画の策定
肺がん治療は呼吸器内科医、呼吸器外科医、腫瘍内科医、放射線治療医、病理医、さらには看護師や栄養士などの多職種チームが連携して行います。
患者に最適な治療プランを策定するために、各専門家の意見を統合することが重要です。
これらの要素を考慮し、患者に最も適した治療法を選ぶことが、治療効果の最大化と副作用の最小化につながります。
名医による診断と治療は、これらの要素を的確に判断し、最善の選択肢を提供するための鍵となります。
名医による肺がん治療を受けるメリット

医師のレベルの違いにより生命予後や治療後の合併症が大きく変わるのが、肺がん治療の特徴の一つです。
特に肺がんの治療は年々進歩しているため、最新の知識と設備、治療法を有する名医の治療により、予後が大きく変わる可能性が高いのです。
最先端の専門的な知識と豊富な経験を持つ名医に治療を依頼することは、肺がんと戦う上で非常に大きなメリットがあります。
名医による肺がん治療を受ければ生存率は上がるのか

名医による治療が肺がんの生存率にどのように影響するかについては、明確な統計データはありません。
しかし、日本最先端治療を行う日本トップ名医には、全国から治療困難な肺がん症例が日々紹介され、多くの肺がん患者を治療しています。
このため名医は、一般的な肺がん専門医に比べ最先端治療に対する多くの知識と経験を有しているため、生存率や生活の質の向上が期待できます。
肺がん治療の名医を見つける方法
肺がん治療の名医を見つけるのは簡単ではありません。
名医が在籍している病院では、肺がんなどの治療成績がホームページに掲載されていることが多く、難しい症例が多いにも関わらず良好な治療成績であることが確認できますので、参考にするのも方法の1つです。
さらに、名医紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌などでは見つけることが出来ない本物の名医を推薦、紹介してもらえます。
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食道がんの治療と名医を受診するお勧めポイント

食道がんは、食道の内側の粘膜細胞から発生する悪性腫瘍です。
主に中高年に多く見られ、喫煙や飲酒がリスク要因とされています。
自覚症状が少ないため、進行してから診断されることが多く、早期発見が難しいことが特徴です。
本記事では、食道がんの診断方法、治療法、治療選択の注意点、名医による治療のメリットについて詳しく解説します。
食道がんとは

食道がんは、食道の細胞が異常増殖することで発生する悪性腫瘍です。
食道がんには、主に扁平上皮がんと腺がんの2種類があり、それぞれリスク因子や治療法に違いがあります。
食道がんは、早期発見が難しく、がんが進行した状態で発見されることが多いため、迅速な治療が求められます。
診断方法
食道がんの診断には、いくつかの検査が行われます。
以下が代表的な診断方法です。
内視鏡検査
内視鏡を使用して食道内を直接観察し、異常な組織を発見します。
必要に応じて、組織を採取して病理検査を行い、がんの有無を確認します。
最近では青と緑の2つの特殊な光を照らすことで小さな食道がんでも発見できるNBI (狭帯域光観察)を用いて早期発見が可能です。
バリウム造影検査
食道にバリウムを通過させ、X線で食道の形態や異常を確認する検査です。
検診で実施する場合があり、食道がんによる狭窄や腫瘍を確認できますが、ある程度大きくなった食道がんしか発見は困難です。
CT・MRI検査
食道周囲の組織や他臓器へのがんの広がりや転移の有無を確認するために使用されます。
超音波内視鏡検査(EUS)
超音波装置が付いた内視鏡を用いて食道の壁内への浸潤程度の評価や周囲のリンパ節の状態を評価するために行う検査法です。
治療方法
食道がんの治療は、がんの進行度や患者の全身状態に基づいて選択されます。
以下が代表的な治療法です。
内視鏡的治療
早期の食道がんに対して行われ、がんが粘膜内にとどまっている場合、内視鏡を使用してがんを切除します。
代表的な手術には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)があります。
外科的切除
進行した食道がんに対しては、食道切除術が行われます。
外科的手術は、食道の一部または全体を切除することがあり、リンパ節の摘出も同時に行われます。
小腸などを用いた食道再建も同時に行う場合もあるため、手術後は栄養管理が重要で、リハビリも必要です。
化学療法
がん細胞の増殖を抑えるため、抗がん剤を使用します。
進行がんや転移がある場合には、化学療法が選択され、手術前後に補助的に用いられることもあります。
放射線療法
高エネルギーの放射線を使用してがん細胞を死滅させる治療法です。
手術が難しい場合や、局所的な治療として行われることがあります。
免疫療法
免疫チェックポイント阻害剤を使用して、患者の免疫システムを活性化させ、がん細胞を攻撃する治療法です。
適応には限りがありますが、進行がんに対して効果が期待されています。
食道がん治療選択の注意点など

食道がん治療選択の際には、がんの進行度や患者の全身状態、合併症の有無、治療後の生活の質を総合的に考慮する必要があります。
食道がんの治療は複数の方法があり、選択する治療法によって予後や治療中の負担が異なるため、慎重な判断が求められます。
ステージに応じた治療選択
早期がん(ステージI)
早期の食道がんでは、がんが食道の内側に留まっているため、内視鏡的治療が第一選択となります。
内視鏡治療は体への負担が少なく、回復も早いですが、定期的なフォローアップが必要です。
進行がん(ステージII-III)
がんが食道の筋層に達し、リンパ節転移がある場合、外科的切除が推奨されます。
手術は大きな負担を伴うため、手術前後に化学療法や放射線療法を併用し、がんの根治を目指します。
多くの場合、治療効果を高めるために複数の治療法を組み合わせて行われます。
末期がん(ステージIV)
がんが他の臓器に転移している場合、手術は適応されず、化学療法や放射線療法が中心となります。
治療の目的は延命と生活の質の改善であり、治療の強度を調整しながら副作用を管理することが重要です。
患者の全身状態と治療の適応
食道がんの治療を行う際には、患者の全身状態が重要な判断要素となります。
特に高齢者や全身の体力が低下している患者には、侵襲的な手術や強力な化学療法が難しい場合もあります。
こうした場合には、放射線療法や免疫療法など、体への負担が少ない治療法が検討されます。
また、治療前に栄養状態を改善することが、治療効果を高め、合併症のリスクを低減するために重要です。
治療法選択時の副作用と生活の質
治療の効果だけでなく、副作用や治療後の生活の質(QOL)を考慮することが不可欠です。
外科的手術や化学療法、放射線療法は、がん細胞を効果的に攻撃しますが、正常細胞にも影響を与えるため、消化不良や倦怠感、感染症のリスクが高まります。
治療を進める上では、患者の生活の質をできる限り維持し、日常生活への影響を最小限に抑える治療法を選ぶことが大切です。
最新治療や臨床試験の可能性
進行がんや再発がんに対しては、標準治療に加えて、最新の治療法や臨床試験の参加も選択肢として考慮されます。
特に、免疫チェックポイント阻害剤や新しい分子標的薬は、治療の選択肢を広げる可能性があります。
新たな治療法の導入により、従来の治療では効果が期待できなかった患者にも、新たな治療機会が提供されることがあります。
関連記事:がんの手術療法の種類や入院期間について解説|千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック
名医による食道がん治療を受けるメリット
医師のレベルの違いにより生命予後や治療後の合併症が大きく変わるのが、食道がん治療の特徴の一つです。
特に食道がんの治療は年々進歩しているため、最新の知識と設備、治療法を有する名医の治療により、予後が大きく変わる可能性が高いのです。
最先端の専門的な知識と豊富な経験を持つ名医に治療を依頼することは、食道がんと戦う上で非常に大きなメリットがあります。
関連記事:肝臓がんは治る?肝臓がんの治療法と名医を見つける方法について解説
名医による食道がん治療を受ければ生存率は上がるのか
名医による治療が食道がんの生存率にどのように影響するかについては、明確な統計データはありません。
しかし、日本最先端治療を行う日本トップ名医には、全国から治療困難な食道がん症例が日々紹介され、多くの食道がん患者を治療しています。
このため名医は、一般的な食道がん専門医に比べ最先端治療に対する多くの知識と経験を有しているため、生存率や生活の質の向上が期待できます。
食道がん治療の名医を見つける方法
食道がん治療の名医を見つけるのは簡単ではありません。
名医が在籍している病院では、食道がんなどの治療成績がホームページに掲載されていることが多く、難しい症例が多いにも関わらず良好な治療成績であることが確認できますので、参考にするのも方法の1つです。
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大腸がんの治療と名医を受診するお勧めポイント

大腸がんは、日本におけるがんの中でも最も多く発症する疾患の一つで、早期発見と適切な治療が生存率に大きく影響します。
大腸がんの治療には多くの選択肢があり、個々の患者さんに最適な治療を選ぶことが重要です。
本記事では、大腸がんの特徴や治療方法、名医による治療のメリットについて詳しく解説し、どのように名医を見つけるかについてもご紹介します。
大腸がんとは

大腸がんは、大腸の内壁に発生する悪性腫瘍であり、結腸や直腸の粘膜に発生します。
初期には無症状のことが多く、特に右側の上行結腸に出来たがんは症状が出にくいため発見が遅れます。
このため、検診などの定期的な検査が重要です。
以下に、大腸がんの診断と治療方法について詳しく説明します。
診断方法
大腸がんの診断には、以下の方法が用いられます。
大腸内視鏡検査
大腸の内腔を直接観察し、ポリープや腫瘍を発見するための最も確実な方法です。
内視鏡を用いて、組織の生検も行います。
拡大鏡が内蔵されている拡大内視鏡もあるため、組織を取らなくてもがんの診断が付く診断術が進んでいます。
さらに、青と緑の2つの特殊な光を照らすことで小さな大腸がんでも発見できるNBI (狭帯域光観察)を用いて早期発見が可能です。
腹部超音波検査
大腸癌と周囲の臓器との位置関係、肝転移やリンパ節転移、腹膜播種の有無を調べます。
CT
がんの進行状況や遠隔転移、リンパ節転移などの有無を確認するために使用します。
また,大腸癌は血行性転移やリンパ節転移が起こりやすいので、肝転移・肺転移などの有無を調べます。
MRI
CTと同様に、がんの進行状況や遠隔転移、リンパ節転移などの有無を確認するために使用します。
特に直腸がんの場合において、腫瘍の広がりを詳しく評価するのに役立ちます。
便潜血検査
便に血液が混じっているかどうかを調べる簡便な検査です。
あくまでスクリーニングの一部ですが、検診で実施する機会がある場合には必ず検査を受けてください。
治療方法
大腸がんの治療には、主に以下の方法が用いられます。
内視鏡切除術
大腸内視鏡は本来、大腸の中を観察して病気を発見するための道具ですが、内視鏡を使って大腸の良性ポリープや早期がんを切除する治療を内視鏡治療といいます。
内視鏡でがんを切除する代表的な方法には、ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR:endoscopic mucosal resection)および内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD:endoscopic submucosal dissection)があります。
腫瘍(良性ポリープや癌)の形と大きさに応じて使い分けます。
外科的切除
がんが局所的であれば、腫瘍とその周囲の正常組織を含めて切除します。
手術後の再発防止のために、化学療法や放射線療法が併用されることがあります。
手術には開腹手術と腹腔鏡手術があり、開腹手術は縦に15から20cm程おなかを切開し、直視下で臓器の切除を行います。
腹腔鏡手術では1から2cm程の切開を複数個所おなかに入れて、そこからカメラや鉗子を挿入して手術を行います。
またロボット支援下手術も直腸がんにおいて実施されています。
ロボット支援下手術は腹腔鏡手術と同じようにおなかに開けた穴を利用し、カメラと関節のついたロボットアームを挿入して行う手術です。
腹腔鏡手術と比較してより繊細な手術が可能です。
腹腔鏡手術やロボット支援下手術は、開腹手術と比べ創が小さいために手術後の痛みが少なく回復が早いので、早期の退院、早期の社会復帰が可能です。
化学療法
フルオロピリミジン系(5-FU、カペシタビンなど)、オキサリプラチン、イリノテカンなどの薬剤が使用されます。
これらはがん細胞を攻撃し、がんの成長を抑えるために使われます。
分子標的療法
ベバシズマブ(アバスチン)、セツキシマブ(アービタックス)など、がんの特定の分子をターゲットにして治療を行います。
免疫療法
マイクロサテライト不安定性陽性の大腸がんに対して、ペムブロリズマブ(キイトルーダ)やニボルマブ(オプジーボ)が使用されます。
関連記事:大腸がんとは?症状やステージについても解説【医師監修】|西春内科・在宅クリニック
大腸がん治療選択の注意点

大腸がんの治療選択には、多くの要因が影響します。
以下に、治療方法を選ぶ際の注意点について詳しく説明します。
進行度の評価
大腸がんの進行度に応じて治療方法が決まります。
ステージIやIIでは外科的切除が主な治療法ですが、ステージIIIやIVでは化学療法や分子標的療法が中心となります。
特にステージIVでは、転移の有無や進行度によって治療戦略が大きく変わります。
遺伝子変異の検査
大腸がんの治療法は、がんの遺伝子変異によっても変わります。
KRASやNRAS、BRAF遺伝子の変異がある場合、特定の治療薬の効果が低下することがあります。
これにより、最適な治療法を選定するために遺伝子検査が重要となります。
副作用の管理
化学療法や分子標的療法には副作用が伴うことがあります。
これらの副作用を管理し、治療を継続するためには、適切な対策や調整が必要です。
副作用には、吐き気、下痢、脱毛、免疫抑制などがあり、これらを適切に対処することが治療の成功に繋がります。
個別化医療
最近では、個別化医療の重要性が高まっています。
患者の全体的な健康状態やライフスタイル、遺伝子情報を基に、最適な治療法を選択することが求められます。
これにより、治療の効果を最大化し、生活の質を向上させることが可能となります。
名医による大腸がん治療を受けるメリット
医師のレベルの違いにより、生命予後や治療後の合併症が大きく変わるのが、大腸がん治療の特徴の一つです。
特に大腸がんの治療は年々進歩しているため、最新の知識と設備、治療法を有する名医の治療により、予後が大きく変わる可能性が高いのです。
最先端の専門的な知識と豊富な経験を持つ名医に治療を依頼することは、大腸がんと戦う上で非常に大きなメリットがあります。
名医による大腸がん治療を受ければ生存率は上がるのか
名医による治療が大腸がんの生存率にどのように影響するかについては、明確な統計データはありません。
しかし、日本最先端治療を行う日本トップ名医には、全国から治療困難な大腸がん症例が日々紹介され、多くの大腸がん患者を治療しています。
このため名医は、一般的な大腸がん専門医に比べ最先端治療に対する多くの知識と経験を有しているため、生存率や生活の質の向上が期待できます。
大腸がん治療の名医を見つける方法
大腸がん治療の名医を見つけるのは簡単ではありません。
名医が在籍している病院では、大腸がんなどの治療成績がホームページに掲載されていることが多く、難しい症例が多いにも関わらず良好な治療成績であることが確認できますので、参考にするのも方法の一つです。
さらに、名医紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌などでは見つけることができない本物の名医を推薦、紹介してもらえます。
BeMECは日本最高峰の名医紹介サービスを提供
大腸がんに対し名医の治療を受けたいとお考えの方には、BeMECがご希望に沿った最良の名医をご紹介いたします。
当社では大腸がんの専門医と顧問契約しているので、大腸がん治療の日本トップ名医をご紹介し、その名医による一貫した診察と治療を確実に受けて頂くことが可能です。
現在の治療が今のままで良いのか不安に感じている方や、信頼できる医師に治療をお願いしたいと考えている方は、ぜひBeMECの名医紹介サービスへご相談ください。
【名医の極意】痔・肛門疾患を専門病院で治療すべき絶対的な理由とは宮島伸宜先生インタビュー(後編)
松島病院は、1924年に横浜の地に内科・肛門病科の医院として開業して100年の歴史を持つ。
これまで一貫して痔・肛門疾患の領域に特化した質の高い専門医療を追求し、常に患者さんから信頼され、県内外から多くの難治性の肛門疾患(痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻など)の患者さんが来院する病院として進化を続けてきた。
宮島伸宜先生は、聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科の教授を務められ、痔・肛門疾患の第一人者として診療、研究に活躍して来られ、現在は松島病院の院長として全国から来院される患者さんに対し最先端の医療を提供している。
日本人の3人に1人は痔・肛門疾患にかかっているといわれる分野のスペシャリストとして活躍されている宮島院長に、FeliMedix(フェリメディックス)株式会社の創業者で、現在は代表医療顧問の小野正文教授(香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座)が「痔・肛門疾患を専門病院で治療すべき絶対的な理由」や「痔・肛門疾患治療の極意」などについてお話を伺った。

紹介
氏名:宮島 伸宜(みやじま のぶよし)

恵仁会松島病院 院長
経歴
1982年 慶應義塾大学医学部卒業
1985年 慶應義塾大学医学部外科学教室助手
1990年 医学博士号取得
1990年 藤田保健衛生大学医学部外科学講師
1997年 帝京大学医学部附属溝口病院外科助教授
2007年 聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科教授
2014年 聖マリアンナ医科大学東横病院 病院長に就任
2021年 恵仁会松島病院 副院長に就任
2021年 恵仁会松島病院 院長に就任
氏名:小野 正文(おの まさふみ)

香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授(医学博士)
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
東京女子医科大学付属足立医療センター内科 非常勤講師
FeliMedix株式会社 創業者・代表医療顧問
経歴
1990年 高知医科大学医学部医学科卒業
1998年 高知医科大学大学院医学研究科修了
1998年 高知医科大学医学部第一内科助手
2000年 ベーラー医科大学感染症内科(米国)リサーチフェロー
2001年 ジョーンズホプキンス大学消化器内科(米国)リサーチフェロー
2015年 高知大学医学部附属病院 准教授
2019年 東京女子医科大学東医療センター内科 准教授
2021年 香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授
2024年 大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授 (併任
肛門疾患の治療・手術について
小野先生:
痔核や裂肛、痔瘻に対する治療・手術についてお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
宮島先生:
いぼ痔に関してですが、症状がなくなることが一番大事なんですけれども、手術ということを考えた場合、一般的な結紮切除手術をお勧めしています。
これは再発率の問題もあります。注射と普通の一般的な手術では再発率が圧倒的に違います。
いわゆる注射だと3割近い再発があるという報告がされています。普通の一般的な手術だと、当院のデータでは再発率0.2%ぐらいです。
ですので、将来何十年も人生がある患者さんに対しては、やはり手術の方をお勧めしています。
痔瘻の治療に関して、当院で一番考えることは根治手術、すなわち確実に治すということは当然なんですけれども、どう肛門の機能を損なわないかということに注力をいたします。
切り開いてしまうと治癒がえられたとしても、それで肛門機能がなくなってしまうと何も良いことはありません。
患者さんにとっては便が漏れるという辛いことになりますので、例え手術が2回になったとしても、極力肛門の機能を残すという手術を選択するということが大事かと思っています。
それから肛門周囲膿瘍、いわゆる痔瘻の手前ですね。膿が溜まる病気ですけれども、専門でない先生のところに行くと「抗生物質で様子を見てください。」といわれることがありますが、抗生物質で膿瘍は治りません。
その場での切開排膿が必要になります。
ですから、痛くなったらすぐに専門の先生に受診されることをお勧めします。
次に排便機能障害です。
便が漏れる方、出したくても便が出ない方がいらっしゃいますが、どのように薬を使って、どう排便習慣を改善するかがまず第一です。
まずは内科的治療から入るわけですけれども、そのためには薬の調整であるとか、バイオフィードバック(括約筋をどう動かせばよいかを自分で理解しつつ訓練する治療法)なども使いながら、ご自身で肛門がどのように閉まっているかをグラフでご自身の目で見ていただいて。
今は肛門がしっかり開いていますよ、といった時に、ご自身が今どういう状態でいるかを掴んでいただくのがとても大事です。
便漏れの患者さんで、どうしても治らない方には、仙骨刺激という方法があります。
仙骨に電極を植え込んで間歇的に刺激することで、便漏れが治るというような場合があります。
これは限られている施設でしか行われていないのですが、当院では数は少ないですけど、行っています。

それから、直腸脱や直腸粘膜脱(直腸重積)という病気があります。
腸が脱出する方は手術が必要です。
直腸重積という状態は直腸の粘膜が垂れ込んできて、それが直腸を塞いで排便障害になる状態です。
そういう方は、直腸とその後ろにあります仙骨との固定が弱いために直腸が下がってしまう場合が多いのですが、そのような疑いがある場合には排便造影検査をさせていただいて十分ご理解いただいた上で手術させていただく、というのが重要かなと思っています。
その場合は、腹腔鏡下手術で直腸固定術が多いです。
裂肛に関しては、肛門が狭くなっていない患者さんには生活習慣の指導が主です。
基本的に手術に至ることは少ないです。
慢性化してしまって肛門が狭くなってしまっている患者さんとか、肛門の伸び縮みが悪くなってしまっている患者さんに対して、手術で広げるということを行っています。
小野先生:
私も軟膏を処方したり座薬を出したりということが結構あるんですけれども、そういったことはあまりよろしくないですか?
宮島先生:
もちろん、軟膏や座薬は症状を取るためにとても大事なことです。
大事なことですけれども、それだけではやっぱり切れたものが治らない。
排便がうまくいかない限り治らないですから、まずは排便習慣が大切です。
症状が治まってくると排便の調節だけをしていくという場合が多いです。

地方から受診された患者さんのその後
小野先生:
松島病院で治療していただいて地元に帰られるという方も結構いらっしゃると思いますけど、それでまた悪くなって帰って来られる方もいらっしゃいますでしょうか。
宮島先生:
いや、そこまでは多くないです。
大体1年後に久しぶりにお見えになって、何かあったのかとドキドキするとですね、「松島病院に入院した時に散々指導が入ったので頑張っています」という方が多いですね。
ただ、排便習慣がその後悪くなる方、元の生活に戻ってしまう方は、ちょっと出血するとか、軽度の症状が出る方はいらっしゃいますが、そういう方の場合は、もう一度生活のことを思い出していただいて排便習慣を改善していただきます。
そうしたら薬を使うだけで再手術に至る方は非常に少ないと思います。
全国の肛門疾患で悩む方へメッセージ
小野先生:
地元であまり治らない方の場合は一度松島病院に来ていただいて、指導も含めて検査・治療ということでやっていただければ、地元に帰っても大丈夫だということですね。
いろいろとお聞かせいただけましたけど、最後に全国の肛門疾患で悩んでいる患者さんにメッセージをいただければありがたいと思います。
宮島先生:
簡単に言いますと、外科と一口で言っても得意とする分野や専門性は異なります。
やはり、肛門に関しては、肛門の専門病院にかかっていただくことが一番望ましいと考えています。
肛門というのは必ず毎日使う場所、死ぬまで使う場所ですので、そこばかり気にしてしまうと生活の質が落ちてしまいます。
ですから、少しでも悩みがあるならば専門病院を受診することをお勧めします。

Q&A
Q.どんな方が痔になりやすいのでしょうか。
いぼ痔の方、あと裂肛の方は食生活を含めた生活習慣や排便習慣の悪い方が多いです。
この2つの方は、血液検査を調べると脂質異常症が少なからずみられます。
また、冷えると排便困難はやっぱり起こりやすいです。
寒い時にはいぼ痔だけでなく切れ痔などになりやすいと思いますから、治療には漢方薬を併用する場合もあります。
当帰芍薬散であるとか桂枝茯苓丸を処方することもありますし、排便がうまくいっていない人には桂枝加芍薬湯であるとか小建中湯を用いる場合も多いです。
タクシーの運転手さんであったり長距離運転手の方にも(痔になる方が)多いですよ。
運転手さんの場合は、座りっぱなしというだけではなくて、行きたい時に便に行けないんです。
そういうことで便が硬くなってしまいます。
また、ドライバーさんでなくてもお仕事があるので仕事に行く前に便をしておこうとして、あまりトイレに行きたくないんだけど、とりあえず行っておこうと言って長時間いきんでしまうのは問題です。
専門の先生に言わせると、「便は出すものじゃなくて出るもの」だということです。
Q.仕事でなかなかトイレにすぐ行けないという方は、どうしたらいいんでしょうか?
宮島先生:
行けないのはお仕事があるから仕方ないことかとは思います。
我慢するのは仕方ないけど、出す時に硬くしないことが大切です。
少なくとも水分を十分に摂っていただくということと、便が硬くなってしまうようであれば、酸化マグネシウムなどを飲んでいただいて調節するのが一番いいと思います。
なかなかトイレに行けない時に、水分を控えてしまうと便が硬くなってしまいますから。
水分を少量ずつ飲んでいただくと腸に留まってくれますから、水分摂取を心がけていただきたいと思います。
Q.生活習慣ではどういうことに気をつけたらいいでしょうか。
宮島先生:
生活習慣は、食事と排便時間と排便の形に尽きます。
アルコール摂取に関してですが、アルコール自体ももちろんお尻がむくみますけど、長時間同じ姿勢で座ったまま飲み続けることはお尻には良くありません。
禁酒してくださいと言うつもりはありませんが、飲み方、飲む量には十分注意していただきたいと思います。
Q.避けた方がいい食事とか食べ物とかありますか?
宮島先生:
香辛料、辛いもの、刺激物です。
お尻には良くありません。
脂質の摂り過ぎは一般の健康のためにも良くありません。
脂質を取るなら野菜も食べてください。
野菜食べてくださいと言うと皆さん生野菜を一生懸命食べてくださるわけですけど、生野菜をいっぱい食べても、食べたカサの割にはグラム数は多くないのが現状です。
よく通販などで「何百グラム野菜取らないといけない、これだけの量があります。」と生野菜をお見せしていますが、生野菜であればどうしてもカサが多くなります。
茹でれば半分以下になるので、加熱調理したものをお食べになる方が良いと思います。
Q.今はだんだん脂質を摂る人が多くなってきていて、それに加えて野菜を摂る量が少なくなってきているようですが、ということは痔の患者さんも増えてきていますか。
宮島先生:
痔の患者さんは全く減っていない、というのが現状だと思います。
病院に来る、来ないは別として痔を持っていらっしゃる方は全然減っていないと思います。
Q.男女比はどうなっていますか?
宮島先生:
昔はいぼ痔と言えば女性ということになっていましたけど、今は男女比が詰まってきて、あまり変わらなくなっています。
在宅勤務などで座りっぱなしのお仕事が増えてきていることも相まって、男性でも痔核の方が非常に増えているのが現状です。
切れ痔も昔は女性の病気だったんですけど、若い男性で増えています。
痔瘻は圧倒的に男性の方が多いですが、女性でも最近少し増えてきたなという印象はあります。
ですので、昔みたいに激しい男女比はなくなっています。
Q.温水洗浄機を使うと、肛門に刺激があるからあまり使わない方がいい、というのを見たことがありますが、実際のところどうなんでしょうか。
宮島先生:
肛門に刺激、ということをもうちょっと掘り下げますと、温水洗浄機というのは一本の水流です。
当てることで必ず肛門の中に入ります。
刺激というよりも、浣腸と同じになってしまいます。
今日も患者さんが来られましたけど、排泄した後も便が残っている感じがして、知らない間に水が出てしまう。
これは、温水洗浄機のせいです。
温水洗浄機はこのご時世ですから使うなというつもりはありませんけど、極力短時間にしていただきたいというのが一点ですね。
もう一つ温水洗浄機のダメな点は、温水洗浄機を使いすぎると、肛門の皮脂を取ってしまうんですね。
カサカサになってしまう。
そのために、周囲の皮膚が荒れたり、細菌がついて炎症を起こしたり、カンジダがついたりします。
石鹸でゴシゴシ洗いまくるのも控えていただきたいと思います。
温水洗浄機を短時間使っていただいている分には、別に否定はしませんが、使いすぎはダメです。
Q.肛門を締めるような運動指導をしたりすることはありますか。
宮島先生:
内圧をはからせていただいて、いわゆる外肛門括約筋というご自身の力で締める力が弱い方には積極的にお願いしています。
でも排便機能の半分は内肛門括約筋です。
自律神経で動く筋肉ですから、そこが弱い方は訓練ではなかなか治らないので、便の形をどう整えるかを工夫します。
それで症状の治まる方がかなり多いです。
仙骨刺激装置という手術まで行く方はそうは多くないですね。
小野先生:
本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
また、色々とご指導いただけますと幸いです。
理事長 松島誠 先生に伺う『名医の極意』
我々医者は、異常なものを正常に戻すのに、まずは正常がどんなものかを知る必要があります。
ただ”お尻に穴が開いていればいい”というわけではなくて、伸び縮みもします。
例えば指診したときに、上皮の硬さや肛門の伸展性、皮膚の伸び縮み、痛みに関する反射だとか、とにかく正常というのを診察した時の指が覚えています。
そうすると下品ですが、何回指を入れたかが重要なのです。
指を入れて、患者さん自身に「痛いですか?」とか、「便が細い感じがしますか?」と聞きながら、そうやって初めて正常というものを自分に身につけて、その状態に戻していくことが重要だと思います。
他の病院で治療された患者さんで、癌はちゃんと取ってあるのに、その後狭くなってしまった肛門を広げなくてはいけないのを、どこまでどう広げていくかが分からず、うちにお鉢が回ってくることもあります。
ある患者さんも、癌で小指が入らないくらい肛門が狭くなっていて、他の病院では人工肛門を作るしかないと言われたと。
それが嫌で逃げてきて当院で手術をしたところ、人工肛門を作らずに済んだということがありました。
別に自分の成果を言っているわけではなくて、我々にしてみると別に当たり前のことなんですが、患者さん本人はとても喜んでいらっしゃって。
やっぱりその辺が経験値じゃないでしょうか。
我々も患者さんに学ばせてもらっていて、患者さんがイエスかノーかというのをフィードバックしながら経験値を上げていきます。
旅館のおかみさんっていますよね。
必ず最後に出てきて、お客様を見送っているじゃないですか。
あれと同じことを術後は私がやっています。
そこで、「だいぶ痛み取れましたか?」と聞いて、「はい」と言う方は問題ないのですが、「まだ痛いです」って言う方にはきちんと伝わっていないなということで、納得されるまで説明します。
術後は痛いんです。
ですが、術後3日も経ったら痛くなくなります。
じつは、肛門に傷がある状態では痛くなくて、肛門括約筋を意識して閉めた時に痛みます。
だから、くしゃみとか咳をする時はかなり痛いんです。
例えば、面白いオリンピック見ている時は痛くありません。
肛門は自然に閉まっているだけですから、痛くないんです。
便をする時にも、便がガリガリと肛門を通っているのに痛くなくて、終わった後お尻が閉まるときに痛いんです。
痛いから緊張しているとずっと痛いだけなので、そこで力を抜くように「息を吐いてちょうだい」と言うと、痛みが消えます。
そういう手術をしなければいけません。
それでも痛い場合は、何か問題があるのだと思います。
本当に痛くない状態で帰してあげないとずっと不幸ですし、痛み止めを飲めば効くんですけど、血流が悪い状態になると傷の治りも悪いので、我々の仕事がすべてうまくいくための条件としては、無駄な緊張がないことです。
レム睡眠ってありますよね。
レム睡眠の時は、肛門括約筋って閉まるんです。
だから、患者さんから夜中に突然痛くなるんですと言われることがあります。
どうしても痛みが強い方は、軽くリラックスできるような薬を出すなどで良くなることが多いです。
松島病院では、間違いなく肛門の診療をされるんだという、患者さんにも覚悟があるので「お尻出してくださいね」と言うと、パンと平気でお尻を出してくれます。
躊躇がないです(笑)。
他の病院で普通にお尻見せてくださいねと言うと、患者さんはだいたい3分ぐらいジタバタしますからね。
それはしょうがないので、ゆっくり待っていますけど。
このようなパーフェクトなシチュエーションがあるので、僕たちは本当に恵まれていますし、だからたくさん診ることが出来るんです。
それが僕たちの武器というか、自信を持って患者さんに「こういう症状ですよね」と話すことができますし、患者さんにも「あ~やっと分かってくれる人がいた」と感じてもらえるのだと思います。
【名医の極意】痔・肛門疾患を専門病院で治療すべき絶対的な理由とは 宮島伸宜先生インタビュー(前編)
松島病院は、1924年に横浜の地に内科・肛門病科の医院として開業して100年の歴史を持つ。
これまで一貫して痔・肛門疾患の領域に特化した質の高い専門医療を追求し、常に患者さんから信頼され、県内外から多くの難治性の肛門疾患(痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻など)の患者さんが来院する病院として進化を続けてきた。
宮島伸宜先生は、聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科の教授を務められ、痔・肛門疾患の第一人者として診療、研究に活躍して来られ、現在は松島病院の院長として全国から来院される患者さんに対し最先端の医療を提供している。
日本人の3人に1人は痔・肛門疾患にかかっているといわれる分野のスペシャリストとして活躍されている宮島院長に、FeliMedix(フェリメディックス)株式会社の創業者で、現在は代表医療顧問の小野正文教授(香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座)が「痔・肛門疾患を専門病院で治療すべき絶対的な理由」や「痔・肛門疾患治療の極意」などについてお話を伺った。

紹介
氏名:宮島 伸宜(みやじま のぶよし)

恵仁会松島病院 院長
経歴
1982年 慶應義塾大学医学部卒業
1985年 慶應義塾大学医学部外科学教室助手
1990年 医学博士号取得
1990年 藤田保健衛生大学医学部外科学講師
1997年 帝京大学医学部附属溝口病院外科助教授
2007年 聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科教授
2014年 聖マリアンナ医科大学東横病院 病院長に就任
2021年 恵仁会松島病院 副院長に就任
2021年 恵仁会松島病院 院長に就任
氏名:小野 正文(おの まさふみ)

香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授(医学博士)
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
東京女子医科大学付属足立医療センター内科 非常勤講師
FeliMedix株式会社 創業者・代表医療顧問
経歴
1990年 高知医科大学医学部医学科卒業
1998年 高知医科大学大学院医学研究科修了
1998年 高知医科大学医学部第一内科助手
2000年 ベーラー医科大学感染症内科(米国)リサーチフェロー
2001年 ジョーンズホプキンス大学消化器内科(米国)リサーチフェロー
2015年 高知大学医学部附属病院 准教授
2019年 東京女子医科大学東医療センター内科 准教授
2021年 香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授
2024年 大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授(併任)
痔・肛門疾患のスペシャリストを目指すきっかけ
小野先生:
宮島先生は聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科の教授をお勤めになり、現在も痔・肛門疾患の第一人者としてご活躍されています。
日本では痔・肛門疾患を専門とする医師はあまり多くないとお聞きしていますが、どのような経緯でこの領域のスペシャリストになろうと思われたのかお聞かせください。
宮島先生:
私はずっと大学病院におりまして、大腸を専門にしていました。
大腸を専門にしたというのは、当時は大腸がんというと手術しかない、抗がん剤は効かないという時代でありましたけれども、大腸がんで手術を行うと比較的予後が良かったということが大きな理由でした。
それと、手術後の患者さんの排便機能に非常に興味がありました。
大学でもずっと大腸の機能の方を研究してきたわけでございまして、機能を突き詰めていくと肛門にどうしても行き着いてしまいます。
肛門の治療をするにあたってやっぱり肛門疾患、特に痔は避けて通れないということで、痔の手術も積極的に行ってきました。
さらに、日本トップのところで改めて学び直したいというのもありましたので、この松島病院に勤めさせていただいたということです。
松島病院の特徴・優れた点
小野先生:
受診される患者さんにとって、大学病院と比べ、松島病院のすぐれた点はどのようなところか教えてください。
宮島先生:
一般病院、大学病院を含めて大腸の専門の先生はとてもたくさんおられます。
特に、大腸がんの名医とか炎症性腸疾患の名医というのはたくさんいらっしゃるんですけれども、肛門専門の先生というのは非常に少ないのが現状です。
各病院とも臓器に特化したドクターというのはいるわけですけど、大腸の先生が片手間に肛門を見ているわけです。
大腸は名人であっても、肛門が名人とは限らないことも事実です。
松島病院というのは肛門に特化した病院です。
肛門という狭い領域ではありますけれども、深く深く診察することができる病院ということが最大の特徴です。
そのための検査機器や治療機器は充実していると言っても間違いないと思います。
小野先生:
肛門疾患に関する専門の先生方が非常に多い、何人もいらっしゃるということですか。
宮島先生:
肛門に特化した10人を超える医師が在籍しています。
小野先生:
それはすごいですね。
松島病院は大腸肛門疾患の専門病院として全国的に有名ですけれども、特にどのような疾患の患者さんが全国から来られるのでしょうか?
宮島先生:
もちろん三大疾患と言われる痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻。この三大疾患が一番多いです。
肛門が専門の施設というのは松島病院に限らずいくつかございますけれども、一般病院ではなかなか治らないような複雑な痔瘻の方は、やはり専門の病院での治療が必要です。
そういう専門の病院での治療が必要な患者さんは県外から、地方からでもたくさん来られます。
それから、もう一点は排便機能障害の患者さんも多いです。
いわゆる便が漏れるであるとか、便秘を含めた排便障害ですね。
便意はあるけれども便がうまく出せないという患者さんも多いです。
そういう患者さんに対する専門の外来も備えております。排便障害の原因を調べるための検査や、治療機器も備えています。
肛門三大疾患だけでなく、直腸脱といって腸が出っ張ってくる病気であるとか、肛門機能不全、いわゆる外傷であるとか、お産の後であるとか、痔瘻の手術の後に括約筋が断裂してしまってその修復をしないといけないとか、そういう手術も行っています。

松島病院での検査・最新機器について
小野先生:
松島病院での大腸肛門疾患に対する検査や最新機器というもので特筆すべきものがありましたらお教えください。
宮島先生:
一般的な病院ではあまりおこなっていないものでは、直腸肛門の内圧検査といって、圧力を測る検査があります。
大学病院などでは直腸がんの術後に測ることが多いですが、それをどう解釈するか、というのが一番大きいところです。
内圧検査は痔瘻、裂肛、排便障害の患者さんにはほぼルーティンに行っています。
それから排便障害の患者さんに対する排便造影、ディフェコグラフィーと言うんですけども、便に見立てた疑似便を肛門の中に入れさせていただき、そこで排便する動作をしていただいて、それをシネ(X線動画撮影)で撮る。
そうするとどういうふうに便が出てくるかとか、臓器の固定状態がどうなっているかということもわかりますので、排便障害の患者さんにはとても有用です。
もう1点は肛門の専門病院では持っている機器だと思いますが、経肛門的な超音波検査です。
一般病院にも超音波検査はありますけども、それはお腹から行う検査です。
経肛門専用の機器というのがありまして、肛門に入れれば360度自動的にプローブが回って、短時間で肛門の筋肉や痔瘻の状態の正確な診断ができます。
その3つが特筆すべきことかな、と思います。
排便コントロールで大事なこと
小野先生:
肛門疾患において排便コントロールが重要だと思いますけれども、間違った排便コントロールを行っている場合が割と多いでしょうか。
宮島先生:
排便コントロールで大事なことは、排便時間と便の性状です。
太い便が頑張って出てきたら健康、というわけではなくて、ある程度の柔らかさを持った便が1~2分で終了するというようなことが大事かと思います。
だから1日に1回出ないといけないということはないし、1日2回でも2日に1回でも良い便がでていれば構わないというような指導をさせていただいています。
それから水分を摂っていただくことも重要です。
水分といっても、ノンカフェインの水分をどう摂っていただくかが大切です。
そういうことは口を酸っぱくして申し上げています。
小野先生:
カフェインがダメな理由って何かあるんですか。
宮島先生:
カフェインは、いわゆるコーヒー・紅茶、普通の緑茶です。
カフェイン系は利尿剤ですから、飲んだものは尿として流れてしまいますので便の方に行かないということです。
また一気に飲むと全部これも尿に出てしまいますので、1回50ccとか100ccぐらいをこまめに喉が渇いていなくても飲んでください、というような指導をさせていただいています。
排便の薬では、刺激性の下剤は極力飲まないようにお願いしています。
それから、漢方でも、大黄とかセンナが入ったものはやめてくださいとお願いしています。
小野先生:
それは、肛門に対してよろしくないということなんですか。
宮島先生:
肛門に対してというよりも、大黄系、センナ系というお薬は簡単に言いますと、疲れた腸に鞭打って無理やり動かすというお薬です。
そうしますと、腸が疲れ果ててしまうと、今度は働けと言っても働かなくなりますので、薬の量が増えてしまいます。
そうすると癖になるというような状況があります。
ですから、そういうタイプのお薬はなるべく使わないようにとお願いをしています。
非刺激性の下剤を使っていただく場合が多いのですが、非刺激性の下剤をいくら漫然と使っても、体に水分がないと効かないですから、必ず水分を摂るということを前提としてお薬を使ってください、ということが大事かと思います。

肛門専門のドクターにかかる重要性
小野先生:
いぼ痔や切れ痔は専門でないドクターが診察していることが全国には非常に多いのではないかと思いますけど、患者さんはどのようなことに気をつけることが大切でしょうか。
宮島先生:
漫然と薬を使っていても、すぐに、良くなるものではありません。
いぼ痔や切れ痔は基本的に生活習慣に大きく関わる状態だと思います。
水分であるとか食事の仕方であるとか、排便習慣であるとかが原因です。
いぼ痔というのは肛門の腫れですけれども、真っ平らになる方というのは、世界中で一人もいらっしゃいません。
正常でもある程度の膨らみが必ずあります。
それが出っ張りであるとか、出血であるとか痛みであるとか、症状が出てきた時にいぼ痔という病名になるわけです。
食事などの生活習慣と排便習慣を正すことがまず第一であって、その助けが薬というふうに思いますので、生活習慣や排便習慣の改善なしに薬を使っても治るものではないと患者さんにはお話ししています。
小野先生:
やはり生活習慣ありきということで、生活習慣の指導なく薬だけということはナンセンスだということなのですね。
近所のクリニックや病院にかかってもなかなか治らないという患者さんは多いのではないかと思いますが、そういった患者さんに関して先ほどの治療以外に何か特殊なものは何かありますでしょうか。
宮島先生:
特殊な治療というのは特別あるわけではないんですけれども、治療をするにあたって、まずはどんな治療をしても、生活習慣が良くならないとすぐに再発します。
例えばトイレに30分座っているような方は、本当に手術が適応のような大きないぼ痔であっても、まずは手術せずに生活習慣の改善からお願いします。
改善されて、なおかつ症状があるという方に対して手術治療を行います。
手術は一般的な入院をして治療するという方法と、最近話題のジオンというお注射の治療法がありますけれども、ジオンには合併症とか不具合がいくつか報告されていますので、基本的には一般的な手術をお勧めしています。
ただ、どうしても時間が取れないであるとか、お子さんが小さくて時間が取れないという方には日帰りの治療もあります。
小野先生:
お子さんに手術などの治療することもあるんですか。
宮島先生:
はい。例えば小学生までとか中学生ぐらいだと、いぼ痔が出ることはまずありません。
お子さんの場合は痔瘻でしょうか。
痔瘻に関してもいきなり手術ではなくて、炎症性腸疾患がないことを必ず確認した上で治療させていただきます。
小野先生:
炎症性腸疾患と合併することは結構あるんですか。
宮島先生:
かなり多いです。特に若い方で痔瘻になった場合には炎症性腸疾患の可能性を考慮に入れて、必ず大腸の検査をさせていただきます。
また、痔瘻の手術をするときでも、ただ切り開くだけでは肛門の括約筋が損傷する場合もかなりありますので、必要な場合には必ず筋肉は残すという手術をさせていただいています。
胆道がんの名医(スーパードクター)を受診するお勧めポイント

肝臓でつくられる胆汁が十二指腸に出ていくまでの管である胆管、胆のう、十二指腸乳頭部の総称を胆道と言い、これらの部位に発生する悪性腫瘍を胆道がんと呼びます。
本記事では、胆道がんの基本的な情報から、診断・治療方法、そして名医(スーパードクター)の選び方について詳しく解説します。
胆道がんとは
胆道がんはがんの発生部位別に肝内胆管がん、胆管がん(肝門部領域胆管がんと遠位胆管がん)、胆のうがん、乳頭部がん(十二指腸乳頭部がん)に分けられます。
胆道がんは年間2万人以上が新たに診断されるがんで、50歳代から増え始めて70歳代、80歳代の高齢者に多く、胆管がんと乳頭部がんは男性、胆のうがんは女性に多い傾向がみられます。
最近では印刷業務で使用されているジクロロメタン、ジクロロプロパンを長期間使用することで胆管がんの発生が増加することも報告されています。
関連記事:肝臓がんは治る?肝臓がんの治療法と名医を見つける方法について解説
胆道がんの症状
胆管がん・十二指腸乳頭部がん
胆管がんの初期症状として黄疸(おうだん)が挙げられます。
皮膚や目の白い部分が黄色くなる症状です。
黄疸は、胆管にがんができると胆汁が流れにくくなり、胆汁が血液中に逆流することで発生します。
これを閉塞性黄疸といいます。
受診のきっかけとして皮膚や目が黄色くなることで気が付くことが多く、また尿中の胆汁成分が多くなると尿が茶色っぽく、濃くなるため気が付くこともあります。
その他、腹痛、発熱、全身倦怠感、食欲不振、体重減少などの症状を伴う場合があります。
胆のうがん
胆のうがんの初期段階では無症状のことが多く、進行するまで胆管がんのような症状が出にくいのが特徴です。
ただ、進行した時は、みぞおちや右脇腹の痛み、食欲低下、悪心嘔吐、体重減少、倦怠感などの症状がみられ、胆のうがんが胆管まで浸潤した場合には閉塞性黄疸が出ます。
診断
胆道がんを疑った場合には、血液検査と超音波検査を行います。
胆道がんにより血液中のビリルビン、アルカリフォスファターゼ(ALP)、γ-GTPなどの数値が上昇します。
診断の補助的な役割をする腫瘍マーカーとしてCA19-9、CEAも測定します。
腹部超音波検査は外来で比較的簡単に検査ができ、肝臓、胆のう、胆管に異常があるか、胆汁の閉塞が疑われるかなどを評価します。
これらの検査で胆道がんが疑われた場合には、続いて造影CT検査を行います。
がん病巣の場所、広がり、血管(主に門脈、肝動脈)との位置関係、浸潤の有無を評価します。
その後は、超音波内視鏡検査(EUS)、MRIあるいはMRCP、PET-CT検査などを行うことで病期(ステージ)を決めます。
超音波内視鏡検査(EUS)とは内視鏡の先端に超音波装置がついていて、体外超音波と比較し、より詳細な情報を得ることが可能です。
胆道がんの患者さんは通常黄疸をきたしていることが多いので、黄疸を改善させる処置(減黄術:げんおうじゅつ)が必要です。
特殊な内視鏡を十二指腸まで挿入し、胆汁の出口である十二指腸乳頭からカテーテルを胆管内に挿入し、造影剤を注入して検査します。
これをERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)と言い、直接的に胆道を造影します。
閉塞性黄疸出現時には黄疸を改善するためのプラスチックチューブや金属ステントを留置することが可能で鵜。
これらの処置と同時に病理検査(細胞診、組織診)を行うことができ、これにより胆管がんの確定診断が得られます。
治療

病期(ステージ)により治療方法が大きく異なってきます。
手術
病期(ステージ)において切除可能病変であれば、手術が最も治癒が期待できる治療方法です。
胆道がんでは決まった手術術式といったものがなく、がんの場所、広がりに応じた術式が選択されます。
一般的には肝門部領域胆管がんの場合は肝切除や胆管切除が行われます。
遠位胆管がんの場合は膵頭十二指腸切除術が選択されることが多いです。
胆のうがんでは、がんが疑われるポリープや胆のう粘膜にとどまる初期のがんに対して胆のう摘出が行われます。
がんが胆のうのまわりの肝臓に浸潤がある場合は肝切除及び肝外胆管切除が必要です。
併せてリンパ節郭清をしたり、腫瘍の範囲によっては膵と十二指腸の一部を切除する膵頭十二指腸切除術や他臓器を合併切除することもあります。
抗がん剤治療(化学療法)
胆道がんに対する化学療法として、ゲムシタビンとシスプラチンを併用する化学療法が標準治療として確立しています。
切除が困難な胆道がんの患者さんに広く行われている治療です。
最近は、どんどん抗がん剤治療法が発達しており、以前よりも生命予後が伸びるようになってきているため、腫瘍内科医などの専門の知識を持った医師による治療が重要になってきます。
名医(スーパードクター)による胆道がん治療を受けるメリット
医師のレベルの違いにより生命予後や治療後の合併症が大きく変わるのが、胆道がん治療の特徴の一つです。
特に胆道がんの治療は年々進歩しているため、最新の知識と設備、治療法を有する名医(スーパードクター)の治療により、予後が大きく変わる可能性が高いのです。
最先端の専門的な知識と豊富な経験を持つ名医(スーパードクター)に治療を依頼することは、胆道がんと戦う上で非常に大きなメリットがあります。
特に外科医の名医(スーパードクター)による治療の場合には、手術技術の高さや合併症が少いことがメリットです。
さらに、抗がん剤治療を腫瘍内科医の名医(スーパードクター)に治療してもらうことも大きなメリットになります。
関連記事:膵臓がんの治療を名医に依頼するべき理由や生存率について解説
名医(スーパードクター)による胆道がん治療を受ければ生存率は上がるのか
名医(スーパードクター)による治療が胆道がんの生存率にどのように影響するかについては、明確な統計データはありません。
しかし、日本最先端治療を行う日本トップ名医(スーパードクター)には、全国から治療困難な胆道がん症例が日々紹介され、多くの胆道がん患者を治療しています。
このため名医(スーパードクター)は、一般的な胆道がん治療の専門医に比べ最先端治療に対する多くの知識と経験を有しているため、生存率や生活の質の向上が期待できます。
胆道がん治療の名医(スーパードクター)を見つける方法
胆道がん治療の名医(スーパードクター)を見つけるのは簡単ではありません。
名医(スーパードクター)が在籍している病院では、胆道がんなどの治療成績がホームページに掲載されていることが多く、難しい症例が多いにも関わらず良好な治療成績であることが確認できます。
また、最新の診断法や治療法をホームページで確認できる場合があります。
これらの情報を参考にして名医(スーパードクター)を探すことも一つの方法です。
また、名医(スーパードクター)紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌などでは見つけることが出来ない本物の名医(スーパードクター)を推薦、紹介してもらえます。
BeMECは日本最高峰の名医(スーパードクター)紹介サービスを提供
胆道がんに対し名医(スーパードクター)の治療を受けたいとお考えの方には、BeMECがご希望に沿った最良の名医をご紹介いたします。
当社では肝胆膵内科および肝胆膵外科の教授と顧問契約しており、胆道がん治療の日本トップ名医(スーパードクター)や地域の名医をご紹介可能です。
BeMECを通して受診することにより、その名医(スーパードクター)による一貫した診察と治療を確実に受けていただけます。
現在の治療が今のままで良いのか不安に感じている方や、信頼できる医師に治療をお願いしたいと考えている方は、ぜひBeMECの名医(スーパードクター)紹介サービスへご相談ください。
【トップ名医が語る】がん治療における『家族の絆』の大切さ 堀江重郎先生インタビュー(後編)
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学教室は、前立腺がんや腎臓がんなどに対するロボット支援手術(ダ・ヴィンチ)を始めとして泌尿器系がん治療において国内最高レベルの技術、設備を有し、最善のケアにて患者さんの人生に伴走する医療を行っている。
堀江重郎主任教授は、泌尿器系がん治療はもちろん、日本メンズヘルス医学会の理事長を務められ、男性の更年期障害診療における第一人者として先進的な診療・研究に取り組んできた実績を持つ。
また、最新の治療法の普及と啓発のためにNHK Eテレ『チョイス@病気になったとき』を始め数多くの番組に出演されるなど活躍の場を広げている。
世界レベルで活躍されている堀江教授に、FeliMedix(フェリメディックス)株式会社の創業者で、現在は代表医療顧問の小野正文教授(香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座)が「がん治療における家族の絆の大切さ」「男性更年期障害の治療法」など、診療の極意についてお話を伺った。

紹介
氏名:堀江 重郎(ほりえ しげお)

順天堂大学大学院医学研究科
泌尿器科学・遺伝子疾患先端情報学・デジタルセラピューティクス学
主任教授(医学博士)
経歴
1985年 東京大学医学部卒業
1988年 米国テキサス州で医師免許取得、
Parkland Memorial Hospital, Methodist Hospitalで腎移植・泌尿器科臨床に従事
1995年 国立がんセンター中央病院スタッフ
1998年 東京大学大学院医学研究科 泌尿器科学 講師
2002年 杏林大学医学部 泌尿器科学 助教授
2003年 帝京大学医学部 泌尿器科学 主任教授
2012年 順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器科学 主任教授
現在 デジタルセラピューティクス学、遺伝子疾患先端情報学教授も兼担
氏名:小野 正文(おの まさふみ)

香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授(医学博士)
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
東京女子医科大学付属足立医療センター内科 非常勤講師
FeliMedix株式会社 創業者・代表医療顧問
経歴
1990年 高知医科大学医学部医学科卒業
1998年 高知医科大学大学院医学研究科修了
1998年 高知医科大学医学部第一内科助手
2000年 ベーラー医科大学感染症内科(米国)リサーチフェロー
2001年 ジョーンズホプキンス大学消化器内科(米国)リサーチフェロー
2015年 高知大学医学部附属病院 准教授
2019年 東京女子医科大学東医療センター内科 准教授
2021年 香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授
2024年 大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
女性更年期と男性更年期はこんなにも違う!
小野先生:
堀江先生は男性ホルモン研究・診療の第一人者として有名ですが、先生が日本で初めて立ち上げられた「メンズヘルス外来」について、また男性ホルモン低下の現状と対策について教えてお教えください。
堀江先生:
男性医学を始めるきっかけについてお話しすると、25年以上前にアルバイトで行っていたクリニックがあって、そこのオーナーファミリーにジャーナリストとして有名な下村満子さんっていうアサヒジャーナルの編集長だった人がいたんですね。
ダライ・ラマ独占取材とかやった割と有名な人で、彼女と話していたんです。
ちょうど性差医学がスタートした時期で、女性の更年期とか女性医学って話が出てきた時に、それ聞いて「女性があるなら、男性も作ったらどうですか」って僕が言ったら、面白いから「あんたやりなさい」って言われて。
それで、そのクリニックで男性更年期外来を突然始めたんです。
そしたら、25年以上前でもやっぱりそういう人がそれなりにいて、いろんな人が来ました。
ただ、更年期外来っていうと、当時は外来でパッと左右を見ると、お前も男性更年期だ、俺も男性更年期だって、何だかかっこ悪いじゃないですか。
それで「メンズヘルス外来」にしたんですね。
そこからホルモンの勉強を本格的に始めたのですが、前立腺癌も当然テストステロンを遮断する治療をやっているわけです。
ただ逆に、元々テストステロンが下がっちゃった人をどうするんだということで、そこからそういう治療も必要となったわけです。
ずっと関わっていると、ようやく2年前に男女の更年期の疫学調査っていうのが厚労科研でスタートして、初めて男性更年期ってことを厚生労働省が認知してくれたんです。
最近分かってきたことは、女性の場合『生殖をする準備期間』、『生殖をする期間』、『生殖が終了した期間』という3つの人生のライフステージがある。
ところが、ゴリラとかチンパジーとかの霊長類は閉経とともに死ぬんです。
だから生殖前と生殖期っていう2パターンしかない。
僕の考えっていうのは、進化の過程において女性に閉経後の人生があることが人類にとってプラスだからこうなっているんだろう、ということですよね。
何らかの理由で一生閉経が来なくてもいいかもしれない。ゴリラ、チンパンジーはそうなんだけど、進化はそういう風にはしなかったわけですよ。
更年期の「更」っていう字は布とか皮をピンと貼るっていう意味なんです。
いわゆる契約更改の更、というように、チェンジするっていう意味。簡単に言うと、女性はこれまでエストロゲンによって動かされていたことから、更年期で今度はテストステロンに準拠して一定の時間を過ごしていくようチェンジします。
テストステロンって『外向き』って言うんですかね。
簡単に言うと、社会で自分を表現するとか、あるいは自分を表現する=何か獲物をゲットして評価してもらうということで、当然、女性にとっても重要なことです。
生殖の時においても、テストステロンはだいたいエストロゲンの10倍あるんですよ。
更年期後の女性はテストステロンで、より社会に目が開かれていきます。
だからこの時期の女性は僕に言わせると、男でいう高校生ですよね。仲間とつるんでどっか行かれるとか、賑やかじゃないですか。
男性は残念ながらそういうイベントがないんです。
生殖前と生殖期しかなくて。本来、生殖後は死んじゃうんだけど、ただ文化っていうものがあるので、カルチャーの中で、生殖しない男性っていうものが一応尊敬されていたっていうか、その地位があった。
だから、長生きする人が少ない時代は良かったですね。
知恵がある、経験値があるで尊敬される。
でも長生きする人がたくさんになってくると、希少価値がなくなった社会がだんだん高齢者をうまく扱えなくなってくる。
それが今非常に大きな問題になっていますね。
男性の場合、基本的にはテストステロンが下がる時期っていうのは、交感神経が緊張する状態です。
例えば転勤するとか、自分のポジションを変えるとか、退職するとか。退職するのはやる気がなくなるぐらいですけど、自分が自信を持って完全に掌握してない時、テストステロンって下がりやすいし、そういう時が更年期なので、何回もあるんですよ。
だからキャリアを変える時が更年期なんですね。逆にそこを注意深くいかないとキャリアを乗り換えるのに失敗する人もいるわけです。
みんながみんなうまく訳ではない。
リンダ・グラットンが100歳人生とか言って「どんどんキャリアを変えましょう」って、とんでもない話ですよ。
しっかりテストステロンをキープしておかないと、ふとした瞬間にど~っんと落ち込んじゃうこともあるんですよね。
小野先生:
テストステロンがしっかりある方は落ち込みにくいってことですね。
ということは、女性は閉経後の方がそういった傾向が強いですか?
堀江先生:
そうですね。レジリエント(柔軟性がある)ですよね。
だから閉経後の女性は落ち込みにくいんですよ。閉経後の女性って怖いもの無しですね(笑)。
テストステロン低下による男性不妊や勃起不全とその対策

小野先生:
男性不妊とか勃起不全とかが社会的にも問題になってきていると思いますが、それについての現状とか治療方法はいかがでしょうか。
堀江先生:
一番大きな問題は晩婚化です。結婚するのが遅くなっていて、基本的には35歳過ぎると精子の質が悪くなってきます。
精子は悪いけど、奥さんが18歳だったらいいかもしれないですが、男性が35歳で奥さんが34歳だと、これは両方とも際どくなってくるんですよ。
もちろん、その場合でもうまくいくこともあるかもしれないけど、生殖医療にお世話になることもあると思います。
もう一つは、今は栄養が非常に悪いんですよ。
要するに、ざっくり6割の男性はビタミンDと亜鉛が不足しているんです。
特に高齢になればなるほど亜鉛というのは不足しますが、30代でも少なくとも半分の男性は亜鉛もビタミンDもものすごく低い。
それが結局、不妊とかEDとかテストステロン不足とかに全部関係しているんですね。
簡単に言えば、打たれ弱くなってきます。
だからまずこのビタミンDと亜鉛を測るということが非常に有効です。
ビタミンDを摂取するというのは、ほぼほぼ鮭一択なんです。
鮭を1日1切れ食べてればOK。逆に言うと、鮭を1日1切れ食べないとダメ。
それ以外は、椎茸に入っていますとか書いてあるけど、椎茸を段ボールいっぱい食べないとダメですし、他の魚だと鯖3匹くらい食べることになるので、だから鮭は魚の王様なんです。
さすがに毎日食べるのが無理なら、ビタミンDはサプリで取ってもいいです。
欧米で一番売れているサプリはビタミンDなんです。
それから亜鉛は貝ですね。
昔は朝昼晩、貝を食べていたんですよ。今はもう、若い人って一月に一回も貝を食べてないんじゃないですか。
それが日本の男性の非常に大きい問題ですね。
こういったものを食べると、やっぱりテストステロンもしっかり上がってきて、精子形成もされてくると思います。
関連記事:日本人に合った最適な食事バランスや理想的な食事方法を解説
日本メンズヘルス医学会の活動と啓発活動について
小野先生:
それに関連するかもしれませんけど、先生は日本メンズヘルス医学会の理事長をされていますが、学会としてどのような社会活動をされているかお聞かせください。
堀江先生:
メンズヘルス医学会は基本的にはテストステロンに関して、いわゆる男性の更年期障害あるいは性腺機能低下症、これに関する研究あるいは啓発・研修をしており、テストステロンに興味のある医療従事者が集まっています。
特に活動の中では、テストステロンの補充療法がありますけれども、日本だけ世界の中で極端に遅れています。
日本ではもう50年くらい前に開発された古い注射製剤しかないのに、海外にはクリームやゲル製剤や飲み薬もあるんです。
自費でやっているクリニックは、海外のクリーム製剤、ゲル製剤を1月に5万円とかの非常に高い値段で提供しているところが多いんですよ。
我々としてはそれは良くないので、厚労省と相談して、学会がテストステロンの治療認定医の制度を作り、認定した先生の患者さんには、我々が開発したテストステロンゲルを直送することをしています。
患者さんにとっては安くて便利ですよね。学会としてこのような普及活動もしています。
関連記事:不整脈に対するカテーテルアブレーション治療の名医について
予防医学の未来を見据えた取り組み

小野先生:
今、先生が取り組まれている医工連携研究についてお教えください。
堀江先生:
泌尿器科学講座と合わせて、一つは遺伝子疾患先端情報学という講座と、もう一つはデジタルセラピューティクス学という2つの講座をやっています。
遺伝子の講座は、もともと私の専門の一つで、多発性嚢胞腎という腎臓に嚢胞ができ、それによって腎不全になる病気があるんですが、これにアメリカから帰ってきてずっと関わってきました。
最終的に創薬とか疫学研究とか、いろんなガイドライン作成とかに関わってきたということがあって、もともとは遺伝子を解析するためにスタートしました。
さらに最近は、前立腺がんになりやすい遺伝子の多型(SNP:スニップ)についても研究をしています。
もう一つは、バイオロジカルエイジ。要するに暦の年齢ってありますよね。
暦の年齢とは別に、生き物としての年齢を調べるものです。どういうことかというと、例えば60歳の人のゲノムのエピジェネティクス(遺伝子の働きを制御する仕組み)の変化を調べて、その中の平均的なものをとると、60歳の多くの人のいわゆるバイオロジカルエイジよりも自分が年を取っているのか、若いのかって分かりますよね。
今ちょうど世界でこのバイオロジカルエイジ研究のコンテストをやっていまして、アメリカから200〜300ぐらいのデータをもらうのです。
年齢は伏せてあって、それで何歳か当てるんです。
我々は今世界7位に位置していて、だいたい誤差が1年くらいですね。
さらに第2弾がすごくて、今度は測った年齢を教えて、その人の死んだ年齢を当てさせるんです。
それがどの程度の精度かはまだ分かりません。
方法論や計算の仕方はそれぞれ自由だけど、後で最終的にオープンになった時に世界的なコンセンサスがこうやって計算できるとなると、例えば僕は、暦の年齢が63歳だけど、あなたあと20年だねって言われたら、うーんとかって思いませんか?
なんとかしなきゃって思いますよね。
それが、これからアンチエイジングとして測定可能になる。
そうすると、例えば巷で言われているサプリなどが、実は何にもバイオロジカルエイジングを若返りさせるということに何も役に立たないと。
だけど、納豆2つずつ毎日食べたら2歳は上がったんだねってことがあるかもしれませんね。
その基準が今後できてくるということで、遺伝子研究をやっています。
小野先生:
先ほど(前編)お話しされたテロメアだけではなくて、ということですね。
堀江先生:
テロメアとはちょっと違うエピジェネティックな変化ですね。
もう一つのデジタルセラピューティックスの方で今やっているのは、心拍変動。
これはよく聞きますけども、心拍と心拍の間の間隔ですね。
心拍変動の分布を調べて、分布が広がっていれば、広がっているほど健康で、分布が狭ければ狭いほど不健康。
究極の不健康って、脳死なんです。
心臓が動いているけど、脳が死んでいる場合は分布が正確になることがある。
脳がないと心臓はぴったり正確に動く。心臓は自律的にはそういうふうになっており、脳が変に制御するから分布がバラバラに広がるってことですね。
今、フィットビットとかアップルウォッチもセンサーが付いているんですが、よく言うとなんちゃって、悪く言えばデタラメというか不正確。
腕を動かしたりしちゃうときちんと測定できないんです。
僕らのは胸につけるセンサーなので割と正確に測ってくれるので、そうすると1日のうちでハッピーだった時間がわかるんです。
例えば、『朝は心拍数が高い』、何をしていたんですかと。
実は研究をしていました、論文をいろいろ探して読んでいたので非常にハッピーな時間でした。
『午後は盛り下がっています』と。業者と会っていたり、面倒な会議があったりしていました。
『寝る前に非常にいい時間があった』と。寝る前に本を読むのが好きで、小説を読んでいました。
これはいい時間だからぜひ続けましょうとか、そういうことが分かるんです。
それから一般の同年代の人と比べて心拍変動が高いのか低いのかも大事で、低い場合は何とかしないと病気になりやすい。
例えば、コレステロールが少々高くても心拍変動が高い人はスタチンは要らないんですよ。
むしろコレステロールが高くて心拍変動が低いとこれは非常に心血管疾患のリスクが高い。
昔の心筋梗塞になるタイプA、タイプBがあって、タイプAは心拍変動が低い人、タイプBは心拍変動が高い人なんですね。
そういう人はコレステロール値が高かろうとそもそも心筋梗塞になるイベントが起きにくい。そういった研究もしています。
関連記事:前立腺がん ロボット手術の名医を受診するお勧めポイント
動物の排尿時間はみ~んな21秒

小野先生:
以前先生が、動物の排尿時間は21秒ってお話されていたと思うのですが、詳しくお聞かせ頂けませんか?
堀江先生:
イグノーベル賞って取った人がいて、動物のおしっこをする時間を全部調べたんです。
3キロ以上の動物はほぼ21秒だったそうです。でも彼も人では測っていません。
象までやっていて、いろんな動物の膀胱の容量や尿道の太さと長さ、それを解析して、みんなだいたい21秒だっていうのを発表したんです。
じゃあ俺たちも人でやろうってことになって、NHKに頼むと4000人くらいの人を測定してくれて、それでわかったのは50歳まではだいたい男も女も21秒になる。
でも、50歳過ぎてくるとかなり広がってくる。
21秒ってのは何か理由があって。
例えばおしっこすると臭いがしますよね。
だから捕食者に食べられちゃうかもしれない。ひょっとしたら、それがライオンとか虎なのか恐竜の時代なのかわからないけど、その21秒以内に終わることが多分大事。
だから人間も21秒以内であれば、これは要するに老化してないし危機から逃げられる人です。
でも泌尿器科学会の排尿の基準に21秒ってまだ入ってないですね。
泌尿器科の中でも排尿時間というのは(基準に)入らないです。
ただ、面白いのは前立腺を取っちゃった人は、ほとんど全部21秒以内なんです。
前立腺がきっと悪さをしてるんでしょうね。
小野先生:
なるほど面白いお話をありがとうございます。
前立腺を取った方が若返るみたいな?
堀江先生:
これは統計があって、アメリカで結局前立腺をがんで取った人は一般ポピュレーションよりも長生きしています。
調べるとテストステロンが上がるんですね。前立腺っていうのは、進化的に仕掛けられた男性を弱くする臓器なんですね。
要はリミッターです。リミッターを外しちゃうとすごい。
だから(前立腺を)取れる機会があったら取っておいた方がいい。
小野先生:
それを泌尿器科の先生が言うのって面白いですよね(笑)。
非常に楽しくて面白いお話を本当にありがとうございます。
公開させていただくと、皆さん本当に役に立つと思います。
どうもありがとうございました。
前立腺肥大症治療の名医を受診するお勧めポイント

前立腺肥大症は50歳を過ぎると急増し60歳になると2人に1人が発症する病気です。
症状としては、以下などがあります。
- 尿が出にくくなる「排出症状」
- 尿が近くなったり間に合わずもれたりする「蓄尿症状」
- 後漏れなどの「排尿後症状」
さらに、上記の症状がくみ合わさってみられる場合もあります。
このように前立腺肥大症は中高年の男性には比較的一般的な病気ですが、本記事では前立腺肥大症の病状、治療方法、さらに名医による治療の重要性について詳しく解説します。
前立腺肥大症とは
前立腺肥大症は中高年男性に見られる疾患で、前立腺の内腺が肥大することで尿道が圧迫され、排尿困難や頻尿、尿漏れなどの症状が現れます。
なお、前立腺肥大症が前立腺がんに進むことはありませんが、症状が似ているためきちんと診断を受けることが重要です。
診断には、問診、血液検査、直腸内指診、超音波検査、尿流量測定などを行い、症状の程度や前立腺の大きさ、残尿量などを評価します。
治療方法は症状の強さや生活への影響に応じて選択されることが一般的です。
症状が比較的軽度の場合には薬物療法が選択されます。
薬物療法には、α1遮断薬や抗コリン剤やβ3刺激剤という膀胱のけいれんをおさえ、尿をためやすくする薬剤を併用することもあります。
薬物療法で改善しない場合には手術が行われます。
最もよく行われる手術は経尿道的前立腺切除術(TURP)で、続いて経尿道的ホルミニウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)などが行われます。
どちらの手術も尿道から内視鏡を挿入して前立腺を切除もしくはレーザーでくり抜く治療です。
TURPを受けた人の約10%は、前立腺が大きくなり続けるため10年以内に再手術が必要になることがあります。
一方、HoLEPの場合は前立腺肥大の再発が少ないことが特徴です。
関連記事:名医を探す方法・探し方とは?後悔しない治療のために知っておくべきこと
前立腺肥大症治療選択の注意点など
前立腺肥大症の治療を選択する際には、症状や生活スタイルに合わせて最適な治療法を選ぶことが重要です。
薬物療法の場合、治療効果だけでなく副作用や薬物の相互作用について理解しておく必要があります。
また、手術を選択する際には、手術によるメリットだけでなく、術後の回復期間や手術に伴うリスクや合併症、再発についても主治医から充分に説明を受けて治療することが大切です。
名医による前立腺肥大症治療を受けるメリット
医師のレベルの違いによって、治療による症状の改善効果は異なります。
特に手術の場合には、確かな技術を有する名医の治療により術後の症状の改善効果だけでなく、合併症や再発の頻度が大きく変わる可能性があります。
最先端の知識と豊富な経験を持つ名医に治療を依頼することは、前立腺肥大症の治療において大きなメリットになるでしょう。
前立腺肥大症治療の名医を見つける方法
前立腺肥大症治療の名医を見つけるのは簡単ではありません。
名医が在籍している病院では、前立腺肥大症などの治療成績がホームページに掲載されていることが多く、難しい症例が多いにもかかわらず良好な治療成績が確認できる場合があります。
また、最新の診断法や治療法をホームページで確認できる場合があります。
これらの情報を参考にして名医を探すことも一つの方法です。
また、名医紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌では見つからない本物の名医を推薦、紹介してもらうことが可能です。
BeMECは日本最高峰の名医紹介サービスを提供
前立腺肥大症に対し名医の治療を受けたいとお考えの方には、BeMECがご希望に沿った最良の名医をご紹介いたします。
当社では泌尿器科の教授と顧問契約しており、前立腺肥大症治療の日本トップ名医や地域の名医をご紹介可能です。
BeMECを通して受診することにより、名医による一貫した診察と治療を確実に受けていただけます。
現在の治療に不安を感じている方や、信頼できる医師に治療をお願いしたいと考えている方は、ぜひBeMECの名医紹介サービスへご相談ください。
【トップ名医が語る】がん治療における『家族の絆』の大切さ 堀江重郎先生インタビュー(前編)
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学教室は、前立腺がんや腎臓がんなどに対するロボット支援手術(ダ・ヴィンチ)を始めとして泌尿器系がん治療において国内最高レベルの技術、設備を有し、最善のケアにて患者さんの人生に伴走する医療を行っている。
堀江重郎主任教授は、泌尿器系がん治療はもちろん、日本メンズヘルス医学会の理事長を務められ、男性の更年期障害診療における第一人者として先進的な診療・研究に取り組んできた実績を持つ。
また、最新の治療法の普及と啓発のためにNHK Eテレ『チョイス@病気になったとき』を始め数多くの番組に出演されるなど活躍の場を広げている。
世界レベルで活躍されている堀江教授に、FeliMedix(フェリメディックス)株式会社の創業者で、現在は代表医療顧問の小野正文教授(香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座)が「がん治療における家族の絆の大切さ」「男性更年期障害の治療法」など、診療の極意についてお話を伺った。

紹介
氏名:堀江 重郎(ほりえ しげお)

順天堂大学大学院医学研究科
泌尿器科学・遺伝子疾患先端情報学・デジタルセラピューティクス学
主任教授(医学博士)
経歴
1985年 東京大学医学部卒業
1988年 米国テキサス州で医師免許取得、University of Texas Southwestern medical centerで腎臓学の研究を行い、その後Parkland Memorial Hospital, Methodist Hospitalで腎移植・泌尿器科臨床に従事
1995年 国立がんセンター中央病院スタッフ
1998年 東京大学大学院医学研究科 泌尿器科学 講師
2002年 杏林大学医学部 泌尿器科学 助教授
2003年 帝京大学医学部 泌尿器科学 主任教授
2012年 順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器科学 主任教授
現在 デジタルセラピューティクス学、遺伝子疾患先端情報学教授も兼担
氏名:小野 正文(おの まさふみ)

香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授(医学博士)
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
東京女子医科大学付属足立医療センター内科 非常勤講師
FeliMedix株式会社 創業者・代表医療顧問
経歴
1990年 高知医科大学医学部医学科卒業
1998年 高知医科大学大学院医学研究科修了
1998年 高知医科大学医学部第一内科助手
2000年 ベーラー医科大学感染症内科(米国)リサーチフェロー
2001年 ジョーンズホプキンス大学消化器内科(米国)リサーチフェロー
2015年 高知大学医学部附属病院 准教授
2019年 東京女子医科大学東医療センター内科 准教授
2021年 香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学講座 教授
2024年 大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
ご経歴と泌尿器科医を目指すきっかけ
小野先生:
まず先生のご経歴についてお話を伺いたいと思います。
先生は東大をご卒業後に泌尿器科ではなく救命救急センターの方で研修を始められたとお聞きしておりますが、そのきっかけとなったことは何かありますでしょうか。
また、その後に泌尿器科医を目指された理由をお教えください。
堀江先生:
私はもともと高校の時は文系だったんですね。それでひょんなことから医学部に進んだのですが、最初は精神科とかに結構興味がありました。
精神科はとっつきやすいといえば、とっつきやすいんですけど、当時の精神病院というのは閉鎖病棟が多くて、30年入院しているとか、そういう方が結構いらっしゃったんですね。
学生実習でそれを知り、ここでやっていくのはしんどいなと思ったんです。
もう一つは、黒川清先生というアメリカで活躍されていた腎臓専門の先生が当時東大に戻って来られたんですね。それまでの大学教授と全く違う方で。
普通の先生は白衣を着て黒板にチョークなんですけど、黒川先生はダンガリーシャツなんかを捲り上げて、コーヒーカップ片手に登場したんです。
彼からのアプローチで学生時代から分からないなりにちょこっと腎臓の研究室に行ったりもしました。
それでもあまり明確に行先が決まっていない時に、友達が救急部というのがあるという話をしてきたので、行ってみようということで救急部に行ったんです。
そしたら当時の講師の先生が非常に面白くて「救命救急はやりがいがあるということで痛く感動してですね。
「明日からパンツ3枚持っておいで」と言われたので、今でいうスクラブ、当時はまだ一般的じゃなかったですがオペ着的なものを着ました。
それから救急部に入り、ずっと窓のないところで24時間いたので、次に外に出た時には梅雨が終わっていました。
当時、そういう進んだ救命センターは日本でわずかしかなくて、特にいろんな生体のモニターについて非常に勉強になったのと、極端に言うと、人ってこうなると死ぬっていうのも知りましたね。
非常に早い展開でも亡くなるとか、確かにそれが勉強になりましたね。
東大の救急部で1年間過ごした後、腎臓の移植医療に興味を持っていたので、盛んに腎移植をやっていた女子医大への入局も考えて見学に行きました。
ちょうどその時に東大の泌尿器科の助教授から電話があって「今度、新しく教授が変わって腎移植をやる先生が教授になることが決まったから泌尿器科に来ないかという話で「外国に留学もさせてあげると言われたので行くことにしました。
東大の泌尿器科に入局した後に、武蔵野赤十字病院で研修し、その後は大学に戻って直ぐにアメリカに留学しました。
ダラスのUTサウスウェスタン大学に留学して研究をすることになったんですが、そこは僕がいる間にもノーベル賞の医学者が4人、行く前にも何人もノーベル賞受賞者がいて、非常に勢いがあったので比較的研究成果が上がったんです。
ボスは「臨床医になって臨床をすると病院から給料出るぞ」と、臨床医になることを勧めたんですね。
僕も研究だけじゃ面白くないので臨床やったらいいなと思って、アメリカでライセンスを取ってクリニカルフェローとして腎移植の診療をやりました。
その後は研究も診療もかなり頑張ったので、破格の条件でアメリカに残ることを提示されたのですが、「直ぐに帰ってこい」と東大教授に言われ、日本に帰ることにしたんです。
東大では自分のための研究室も作ってくれたこともあり研究と診療を頑張っていたんですけど、教授が退官してからは自分の道を歩むことになりました。
関連記事:肝臓がんは治る?肝臓がんの治療法と名医を見つける方法について解説
前立腺がんの先進医療・最新治療について

小野先生:
男性のがん罹患率で前立腺がんが1位になりましたが、最新の治療について特に順天堂大学ならではの先進医療や最新治療についてお聞かせいただけますか。
堀江先生:
前立腺がんは欧米では以前から男性で一番多いがんなんですが、私が大学を卒業する頃は、[前立腺がんは日本人はならない、欧米人がなる病気だ]と習ったんです。
実際に東大病院でも入院患者さんは年間3~4人程度で前立腺がんは少なかったですね。
最近日本人にも前立腺がんが増えてくるようになった原因の一つは、PSAという腫瘍マーカーができて割と早期発見できるようになったこと。
もう一つは、日本人の食事が脂肪分の多い食事に変化してきたことですね。世界的に脂質の摂取量と前立腺がんの発症率は比例関係にあるんです。
ですから、大体35年前に前立腺がんになる人というのは銀行員とかが多かったですね。銀行の頭取とかね。
要するに、戦後に良いものを食べられた人、洋風な食事をとれた人。
今は誰でも食べられますけど、当時は脂肪分の多い食事を食べられた一握りの人がなっていたんです。
治療の中でもロボット手術は12年前にアメリカから日本に入ってきました。
アメリカではその6、7年前からスタートしていて、これが患者さんにとって負担が一番少ないということを習っていたんです。
私自身は以前は手術で前立腺を全部取り出すのではなくて、がんになったところだけを治療する「フォーカルセラピーをやっていたのです。
しかし、ロボットという非常に大きな勢いが来たので、前立腺を全部取り出す方に戻っているのですが、世界的にも今はだんだんとフォーカルセラピーが復活しつつあります。
ですから、いずれは前立腺まるごとの治療ではなくて、がんのある部位だけを治療するということになると思います。
小野先生:
それはまだ主流ではないですか。
堀江先生:
標準治療ではないです。もうひとひねりくらい診断の正確性などが必要ですね。
小野先生:
ちょっと外れますけど、腎臓もそういう感じでしたよね。以前は、全部取らなきゃいけなかったのが、ある先生がやり始めてから一部だけ取れば良い方向に変わったと。
堀江先生:
腎臓の手術もロボットでやっていますけど、今は大体、部分手術の方が9割近いですね。全部を取るのは1割ぐらいですか。ですからいずれは前立腺もそうなると思います。
もうひとつ我々がやっているのが、PRS (ポリジェニックリスクスコア)って言う手法による予防研究です。
人間には遺伝子の多型(SNP:スニップ)がいろいろありますが、GWAS(ゲノムワイド関連解析)を行うと大体日本人で100個ぐらいのSNPがあるんです。
このSNPを全部解析していくと、大体一番少ないリスクを1とすると、1から77倍ぐらいの病気のリスクを算定できるんですが、だいたい3倍になるとまず病気になると言っていいかもしれないですね。
ですから、PRSにより前立腺だけではなくて大腸がんとか脳梗塞とかについて解析して、リスクが高い人は早期から食事に気をつけるなどの指導ができるんじゃないかなと思います。
それがある意味最新の予防研究ですね。
関連記事:膵臓がんの治療を名医に依頼するべき理由や生存率について解説
がん治療における『家族の絆』の大切さ

小野先生:
以前、堀江先生から、がんになった患者さんに対してご家族のサポートの大切さ、絆の重要性についてお伺いしましたが、具体的にどのような効果があるか、どのようにご家族の方にお話されるかということについてもう一度お話をお聞かせください。
堀江先生:
これは乳がんに関する話なのですが、ある意味僕の人生を変えた研究なんです。
もう30年くらい前にランセット(世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ)に出た研究で、乳がんがすでに肝臓や骨とかに転移している人を集めてきて2つのグループに分けたランダマイズ研究(RCT: ランダム化比較試験)をしたんですね。
片方のグループは標準治療で当時の抗がん剤で治療する、もう片方のグループは全く同じ治療なんですが、週1回集まって患者さん同士で話しをしてもらうんです。
医者はいない状態で、患者さん同士で集まって、90分ほどただ話しただけ。今とは違い30年前だから、標準治療だけの人は平均18ヶ月の生存期間でした。
では、週1回集まって話したグループは平均何ヶ月生きたと思いますか?
正解は2倍の平均36ヶ月です。普通、薬っていうのは3ヶ月平均生存が伸びると新しい薬として承認されます。6ヶ月って言うとすごく大変な薬なんですよ。
そういう意味では生存期間が2倍になるって物凄いことなんです。
これはランセットにも載っているのでちゃんとしている研究なんですが1、乳がんの教科書には一切書いてない。
なぜか?現象は認めるけど、意味付けがわからないということで無視されているんです。
最近の研究でだんだんわかってきたのは、抗がん剤治療をすると「テロメア」という、その人の寿命に関わる遺伝子の指標が短くなるんですよ。
抗がん剤治療でがんが良くなるのはいいけども、テロメアは短くなっちゃうと、そこで寿命が終わっちゃう。
ところが喋ったりとか、瞑想したりとかいう介入をするとテロメアが減りにくい。
簡単に言うと、“人の絆”っていうのは、おそらく皆さん直感的にこれはあった方がいいと思っているし、その通りなことがわかってきているんだけど、じゃあ今、医療の場でそういうことをやっているところは一つもない。
それは医療じゃないと思っている。勝手にやってくれと。
だけど、医療外だけどそういうことがあるってことを、知らない人が多いんですよ。
それと、がん患者さんの場合、わがままな人の方が治りやすいんです。
わがままというのは、性格が悪いというよりは、がん治療よりも自分の中で重要なものがある人の方が治りやすい、ということ。がんと相撲を取らないことです。
全ての生活ががん中心になっちゃうと、実は治りにくいんですよ。
がん治療も一週間のうちの、あるいは一月の中の一つのエピソードなんだけど、友達とのランチもあるとか、ゴルフもあるとか、その中の一つ程度の方が治りやすい。
その延長上のことで言うと、「家族を連れてくるように」言うと、息子や娘も一回は必ず来るんですが、そこで「親父は何年生きられますか」とか聞くわけですよ。
「バカやろう、親孝行せんかい。親孝行というのは、顔を見せろ、週1回みんなでご飯を食べろ」と言うと家族は嫌がるんですね。
親孝行するって言っただろと、毎週親父と一緒に飯食えっていうと、親父は喜んでニヤニヤしている。
もちろん大抵の場合は忘れちゃって、親父が病院に行くことが日常になっちゃうんですよ。今日、親父が「がん治療だ」って言っても「あっそ!」なんて。
だけど、親孝行をするっていう気持ちで週に1回会いに行ったりすると親父に伝わるんですよね。それを愚直にやっているファミリーの患者は助かる。
この前も、膀胱のがんがはみ出して、足が痛いという人がいたんです。
神経ががんにやられちゃって。その人は膀胱の手術をして取ってくれって言って、家族も「なんで取ってくれないんだ」って怒っていたんですが、取っても取り切れないから意味がないと説明して。
その代わり、治るから家族連れてくるように話して、孫もいるなら全員一緒に週1回飯食えと。
それで放射線をやって免疫チェックポイント(阻害剤)を投与して、静脈からの全身投与ではなく膀胱に直接抗がん剤を注入治療も組み合わせたんですよ。
そしたら、その人のがんは無くなっちゃいました。杖をついて歩いていたのが、もう杖いらないですねって、杖なしで歩いていました。
正月はおせちを作って孫に教えてあげたいだとか、あるいはみんなで旅行行ったとか、やっぱりそういうことやっていると治っちゃうんです。
医者も、画像がどうのこうのとか、検査がどうのこうのとか、副作用ありませんかとかしか聞かないでしょ?
あとは変わらないですねとか、ちょっと大きくなりましたとか言ってるわけです。
でも、患者さんはすごく一喜一憂してるわけですよ。医者はその瞬間から5分経ったら前の患者さんを忘れているわけです。
でも、患者さんはそれでまたずっと翌月まで「私のがんが大きかった、大きかった・・・」と引きずってしまう。
そこを立ち切るのに、やっぱりみんなで会って話すのがいいんですよね。
ちょっと脱線しますけど、がんになって治った人、前立腺の手術をして治っている人を集めてファスティングをやったんですよ。
要するに食事をあんまり取らないとどういうことが起こるかっていう一種の研究みたいな。
お互い全く会ったことない人なんですけど、すごく瞬間的にみんな仲良くなって。
やっぱり一瞬みんな絶望した人たちですよね。後で測ったらテロメアが5%伸びてきたんですよ。
テロメアっていうのは、0歳から100歳で50%短くなる、ということは15%伸びるってことで、10年若返っちゃったんですね。
それはファスティングもないわけじゃないけども、『絆の力』って多分大きいだろうなと思いますね。
そういう意味で心っていうのはやっぱり大事です。当たり前ですけどね。
小野先生:
そういう意味では、生命予後っていうのは患者さんご自身には言わない方向になっていますか? 私自身もあまり言わないんですけど。
堀江先生:
言った方がいい人っていうか、要するに何か事業をしていて、それをどうにかしなきゃいけないというような場合には、正確かどうかはさておいて、限りのある可能性はあるということはいいますね。
だから、限りのあるというよりは、今やりたいことを全部やるようにと、事業継承したいのなら今全部やるとか、そういうことを言うことはありますね。
小野先生:
基本的には、いわゆる予後が何ヶ月とか切らない方が、先ほどお話しされたような感じで、そちらばかりに一生懸命ならないからいいということでしょうか?
堀江先生:
言うと呪いになっちゃうんだよね。例えばあと5年生きるって言っても大抵の人がピンとこないんですよ。5年のうちの4年3ヶ月ぐらい無下に過ごしちゃう。
あと半年ですって言ったら大体ショックで立ち直れない。
まずは5年間一生懸命生きて、そこから考えようとか、言い方いろいろあると思いますけど、「治った人は必ずいるよ」っていうことは言いますね。
1 Spiegel D, Bloom JR, Kraemer HC, Gottheil E. Effect of psychosocial treatment
on survival of patients with metastatic breast cancer. Lancet. 1989 Oct14;2(8668):888-91.
セカンドオピニオンの上手な受け方をお教えします!

あなたは、主治医から提示された診断名や治療法に対し、本当に大丈夫なのかと不安に思ったことはありませんか?
「お医者さんから言われたから」と疑問を持たずに従うだけになっていませんか?
診断や治療法などについて、主治医とは違う医療機関の医師に意見を求めることをセカンドオピニオンといいます。
本来セカンドオピニオンは、今後も現在の担当医のもとで治療を受けることを前提に利用するもので、転院を目的としたものではありません。
しかし、治療で最も大切なことは、診療内容を十分理解して納得できる医療を受けることです。
そのためにも、セカンドオピニオンを受けることは重要な選択肢の一つです。
セカンドオピニオンを受けたことによって信頼できる医師に出会えたり、治療の選択肢が増えたりすることもあり得るのです。
ここでは、セカンドオピニオンを受けるときの上手な受け方について医師の立場からお教えいたします。
セカンドオピニオンを受けたいことを正直に主治医に伝える

まずは、セカンドオピニオンを受けたいことを主治医に話して、診療情報提供書を作成してもらいましょう。
その際、受診したい病院名や医師名が分かっていれば一緒に伝えてください。
また「なぜ別の医師の意見を聞きたいと思ったか」についても主治医に正直に話してください。言い出すタイミングはいつでも大丈夫です。
セカンドオピニオンを希望したことで、主治医の機嫌を害するのではないかと心配な方もいると思いますが、ご安心ください。
患者さんの権利として当然のことですし、最近は医師の方も患者さんの権利を尊重するのが一般的です。
また、自分の診断や治療法に自信がある医師ほど、快く診療情報提供書を作成してくれるでしょう。
なぜなら、セカンドオピニオン先の医師からも自分が提示した診断名や治療法が良いと返事が来ることに自信があるからです。
セカンドオピニオンを受けて主治医と同じ意見だった場合、今後も主治医に治療を受けることがあるでしょう。
このため、主治医とのコミュニケーションを大切にし、日ごろから信頼関係を築いておきましょう。
関連記事:名医を探す方法・探し方とは?後悔しない治療のために知っておくべきこと
現在の主治医の意見(診断名、治療法)をきちんと理解しておく、セカンドオピニオンを受ける目的を明確にしておく

「何となく」「主治医が気に食わないから」「知り合いに言われたから」などでセカンドオピニオンを受けようとしていませんか?
セカンドオピニオンを受ける前に、今の主治医の意見や診断名、治療法をしっかり理解しておかなければ、セカンドオピニオンでの医師の意見との違いが理解できません。
また、セカンドオピニオンを受ける目的を、自分の中で明確にしておきましょう。
そうすると、セカンドオピニオン先の医師に不安に思っていることや聞きたいことなどがスムーズに話せて、有意義な受診につながります。
セカンドオピニオンを受ける病院や医師の選び方・探し方
ご自身の病気について、少なくとも主治医よりも専門性の高い医師のセカンドオピニオンを受けてください。
出来ればお住まいの地域、もしくは全国的にその疾患について有名な専門医、高度な治療が出来る大学病院や基幹病院のベテランの先生を選ぶと良いでしょう。
なお、セカンドオピニオンを受ける医師は、面倒でも自分で探されることをお勧めします。
主治医の先生に聞いても、主治医と同じ意見を持った先生に紹介されるケースが多いので、本当の意味でのセカンドオピニオンにはならない可能性があります。
自分で専門医を見つけられない場合には、医師紹介サービスを利用するのも良いでしょう。
セカンドオピニオン受診は一度だけにする

セカンドオピニオンは何度も受けるものではありません。
セカンドオピニオンの医師の意見が自分の欲しかった意見と異なっていても、受け入れる覚悟を持ってください。
自分の考えに沿った意見を言ってくれる医師が見つかるまで病院ショッピングを続ける方を時々見かけますが、良い結果に繋がることはありません。
様々な意見が出ることもあるため、迷ってしまうだけです。
このため前述したように、しっかりした専門性の高い専門医に一度だけ診てもらうことが重要です。
医師との信頼関係構築は重要です
今の主治医が「丁寧に診察してくれる」「きちんと分かるように説明してくれる」「信頼できると思える医師なら、今後もその医師に診てもらってください。
その場合はセカンドオピニオンを受けなくてもきっと、あなたにとって最良の病気治療が受けられるはずです。
しかし、主治医との信頼関係が出来ておらず不安を感じた場合には、セカンドオピニオンで他の医師の意見を聞くのも選択肢の一つです。
他の医師の意見を聞いて、同じ治療法を提案されたとしても納得できる場合もあるでしょう。
セカンドオピニオンで診察してくれた医師の治療を受けたいと思ったら、転院を考えても良いでしょう。
1番大切なことは、納得できる治療を信頼できる医師にしてもらうこと。
そして、病気は医師と“共に治す”気持ちで取り組むことだと思います。
セカンドオピニオンの名医を見つける方法

ネットや雑誌などで有名な専門医を探す、もしくは知り合いに医療関係者がいれば、その方から情報を教えてもらうのも方法の1つだと思います。
しかし、今の主治医の先生よりも専門性が高い医師を探すのは、容易ではありません。
そんな時には、名医紹介サービスがお勧めです。
名医紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌などでは判断しきれない確かな名医を紹介してくれます。
BeMECはセカンドオピニオンご希望の方に、最適な名医をご紹介いたします
セカンドオピニオンを受けたいとお考えの方には、BeMECがご希望に沿った名医を選任してご紹介いたします。
現代の医療では専門分野が細かく分かれているため、確かな情報を得るためにはその分野で活躍されている医師の意見が重要です。
当社では、多くの分野の教授や専門医と顧問契約しており、確かな情報源からお客様のご病状にあわせて最適な名医をご紹介することができます。
現在の治療が今のままで良いのか不安に感じている方や、信頼できる医師に意見を聞いてみたい方は、ぜひBeMECの名医紹介サービスにご相談ください。