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コラム・インタビュー- COLUMN / INTERVIEW -

セカンドオピニオンの上手な受け方をお教えします!

コラム

あなたは、主治医から提示された診断名や治療法に対し、本当に大丈夫なのかと不安に思ったことはありませんか?

「お医者さんから言われたから」と疑問を持たずに従うだけになっていませんか?

診断や治療法などについて、主治医とは違う医療機関の医師に意見を求めることをセカンドオピニオンといいます。

本来、セカンドオピニオンは、今後も現在の担当医のもとで治療を受けることを前提に利用するもので、転院を目的としたものではありません。

しかし、治療で最も大切なことは、診療内容を十分理解して納得できる医療を受けることです。

そのためにもセカンドオピニオンを受けることは重要な選択肢の一つであり、セカンドオピニオンを受けたことによって信頼できる医師に出会えたり、治療の選択肢が増えたりすることもあり得るのです。

ここでは、セカンドオピニオンを受けるときの上手な受け方について医師の立場からお教えいたします。

セカンドオピニオンを受けたいことを正直に主治医に伝える

まずは、セカンドオピニオンを受けたいことを主治医に話して、診療情報提供書を作成してもらいましょう。

その際、受診したい病院名や医師名が分かっていれば一緒に伝えてください。

また、なぜ別の医師の意見を聞きたいと思ったか、についても主治医に正直に話してください。言い出すタイミングはいつでも大丈夫です。

セカンドオピニオンを希望したことで主治医の機嫌を害するのではないかと心配な方もいると思いますが、ご安心ください。

患者さんの権利として当然のことですし、最近は医師の方も患者さんの権利を尊重するのが一般的です。

また、自分の診断や治療法に自信がある医師ほど快く診療情報提供書を作成してくれるでしょう。

なぜなら、セカンドオピニオン先の医師からも自分が提示した診断名や治療法が良いと返事が来ることに自信があるからです。

セカンドオピニオンを受けて主治医と同じ意見だった場合、今後も主治医に治療を受けることがあるでしょう。

このため、主治医とのコミュニケーションを大切にし、日ごろから信頼関係を築いておきましょう。

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現在の主治医の意見(診断名、治療法)をきちんと理解しておく、セカンドオピニオンを受ける目的を明確にしておく

「何となく」「主治医が気に食わないから」「知り合いに言われたから」などでセカンドオピニオンを受けようとしていませんか?

セカンドオピニオンを受ける前に、今の主治医の意見や診断名、治療法をしっかり理解しておかなければ、セカンドオピニオンでの医師の意見との違いが理解できません。

また、セカンドオピニオンを受ける目的を自分の中で明確にしておくことで、セカンドオピニオン先の医師に不安に思っていることや聞きたいことなどがスムーズに話せて、有意義な受診につながります。

セカンドオピニオンを受ける病院や医師の選び方・探し方 

ご自身の病気について、少なくとも主治医よりも専門性の高い医師のセカンドオピニオンを受けてください。

出来ればお住まいの地域もしくは全国的にその疾患について有名な専門医、高度な治療が出来る大学病院や基幹病院のベテランの先生を選ぶと良いでしょう。

なお、セカンドオピニオンを受ける医師は面倒でも自分で探されることをお勧めします。

主治医の先生に聞いても、主治医と同じ意見を持った先生に紹介されるケースが多いので、本当の意味でのセカンドオピニオンにはならない可能性があります。

自分で専門医を見つけられない場合には、医師紹介サービスを利用するのも良いでしょう。

セカンドオピニオン受診は一度だけにする

セカンドオピニオンは何度も受けるものではありません。

セカンドオピニオンの医師の意見が自分の欲しかった意見と異なっていても、受け入れる覚悟を持ってください。

自分の考えに沿った意見を言ってくれる医師が見つかるまで病院ショッピングを続ける方を時々見かけますが、良い結果に繋がることはありません。

様々な意見が出ることもあるため迷ってしまうだけです。このため前述したように、しっかりした専門性の高い専門医に一度だけ診てもらうことが重要です。

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医師との信頼関係構築は重要です

今の主治医が「丁寧に診察してくれる」「きちんと分かるように説明してくれる」「信頼できると思える医師なら、今後もその医師に診てもらってください。

その場合はセカンドオピニオンを受けなくてもきっと、あなたにとって最良の病気治療が受けられるはずです。

しかし、主治医との信頼関係が出来ておらず不安を感じた場合には、セカンドオピニオンで他の医師の意見を聞くのも選択肢の一つです。

他の医師の意見を聞いて、同じ治療法を提案されたとしても納得できる場合もあるでしょうし、セカンドオピニオンで診察してくれた医師の治療を受けたいと思ったら転院を考えても良いでしょう。

1番大切なことは、納得できる治療を信頼できる医師にしてもらうこと。そして、病気は医師と“共に治す”気持ちで取り組むことだと思います。

セカンドオピニオンの名医を見つける方法

ネットや雑誌などで有名な専門医を探す、もしくは知り合いに医療関係者がいれば、その方から情報を教えてもらうのも方法の1つだと思います。

しかし、今の主治医の先生よりも専門性が高い医師を探すのは容易ではありません。

そんな時には、名医紹介サービスがお勧めです。名医紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌などでは判断しきれない確かな名医を紹介してくれます。

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