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コラム・インタビュー- COLUMN / INTERVIEW -

前立腺がん ロボット手術の名医を受診するお勧めポイント

コラム

「前立腺がん」は年々増加しており、罹患率は男性の第一位となっています。ただ、比較的進行が緩やかで、早期発見できれば十分に根治が望めるため、死亡率は肺がん、大腸がんなどに比べて比較的良好です。

前立腺がんは尿道から離れた前立腺の外周付近から発生することが多いため、初期はほとんど自覚症状がないため、早期発見のためには採血による「PSA検査」が有用です。排尿困難や血尿などの症状に気づいたときは、腫瘍が増大・浸潤した進行がんの可能性が高くなります。 

市区町村の健康診査や職場検診などでは、多くが低料金のオプション検査を設けていますから、罹患率が増える50歳を節目にチェックしてください。親族に前立腺がんの既往者がいる場合はリスクが跳ね上がるので、40歳からが目安になります。

前立腺がんのロボット手術(ダ・ヴィンチ手術)で完治を目指すのであれば、出来る限り名医の診察と治療を受けて頂きたいと思います。名医は手術やそれ以外の治療法でも数多くの治療手段を有しています。また、名医は治療が上手なだけでなく、診断を的確に行うことが出来ます。間違った診断に基づいて手術を受けないように気を付けて頂きたいと思います。

前立腺がん治療選択の注意点

前立腺がんの治療には、①ホルモン療法②手術療法③放射線療法④化学療法(抗がん剤治療)があります。 

一般的には前立腺がんは他のがんと比べ進行度が遅い傾向にありますので、がんの病期や進行度、悪性度、年齢、ライフスタイル、人生観などを勘案し、5年・10年後を見据え、ご本人が納得できる治療法を選択できる医師の診察を受けることをお勧めします。

高齢の場合、進行が遅く、悪性度も低い時には、すぐには積極的な治療を行わず経過を見守る監視療法も選択肢の1つとされています。また、局所療法には手術療法と放射線療法があります。前立腺がん治療には放射線治療も選択肢として重要です。

手術を選択の場合でも、放射線治療の選択肢が可能な総合病院での治療をお勧めします。手術の対象となる前立腺がんの場合、放射線治療を選択しても10年後の治療成績はほぼ同等といわれています。

手術治療は、腫瘍が前立腺内に留まる「限局がん」と、一部の「局所進行がん」(前立腺の被膜や隣接する精嚢に浸潤がみられるもの)が対象になります。

手術療法は、①開腹手術、②腹腔鏡手術、③ロボット手術(ダ・ヴィンチ手術)の3種類があります。

前立腺は骨盤の奥にあるため、開腹手術よりもダ・ヴィンチ手術の方が断然有利です。 

ダ・ヴィンチ手術は、腫瘍のとり残し(断端陽性率)が有意に少なく、再発率が低いことが特徴です。また、細かい連続縫合が可能なため、開腹手術、腹腔鏡手術に比べ合併症が少なく、術中の直腸損傷や出血などの合併症が他の手術に比べ少ないです。

ダ・ヴィンチ手術は、腹部の傷が小さく痛みも少なく、術後の尿失禁や性機能障害が比較的軽症で回復も早い。

ダ・ヴィンチ手術を得意とする泌尿器科医は、日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会の泌尿器腹腔鏡技術認定を有しているので確認をお勧めします。直腸や骨盤壁などへの浸潤、離れたリンパ節や臓器、骨への転移があるケースは手術は難しく、他の治療法を症状に応じて組み合わせるのが一般的です。 

◆名医を探す方法・探し方とは?後悔しない治療のために知っておくべきこと

前立腺がんのロボット手術(ダ・ヴィンチ手術)を名医に依頼するべき理由

    上記で記載のように、手術はダ・ヴィンチ手術で治療するのが有利です。  

    名医は、ダ・ヴィンチ手術の圧倒的な手術症例数を経験しています。 

    再発の場合には再手術は困難である場合が多いため、名医は、ダ・ヴィンチ手術以外の治療法も含め総合的な治療法の選択肢を多数有しています。 

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    前立腺がんの治療で名医と一般医師・専門医とどのような違いがあるのか

    前立腺がんの治療で名医と一般医師・専門医とどのような違いがあるのでしょうか?

    以下に前立腺がんの治療で名医と一般医師・専門医とどのような違いをまとめました。

    • ①名医は、診察患者数・手術症例数が圧倒的に多い

    • ②名医は、専門医では治療出来ない難しい症例の治療経験が多い

    • ③名医は、一般医師・専門医が有さない先進的な治療法(手術方法)を有する

    • ④名医は、数多くの治療法の選択肢を有する

    • ⑤名医は、数多くの治療法の中から患者の病態、病状に合った治療法を適切に選択できる

    • ⑥名医は、疾患に対する圧倒的な最新の知識量を有する

    • ⑦名医は、常に新しい治療法を模索・開発し、国内外の論文や学会で報告している

    • ⑧名医は、後輩に自分の知識や技術を惜しみなく教え続ける圧倒的な技量と技術を有する


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    前立腺がんのロボット手術(ダ・ヴィンチ手術)の名医の条件

    名医の条件(一般医、専門医との違い)は上記2,3に記載していますが、前立腺がんのロボット手術(ダ・ヴィンチ手術)の名医は日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会の泌尿器腹腔鏡技術認定を有しています。

    また、口コミやネットの評判、テレビ出演による情報は必ずしも当てになりません。

    いくら医師でも他の分野の名医は判断が出来ません。泌尿器科医でなければ誰が名医なのかは判断ができないので、注意が必要です。 

    BeMECは日本最高峰の名医紹介サービスを提供

    弊社では、「名医と一般医師・専門医の違い」の基準に達し、弊社の顧問医師で整形外科の教授が推薦する「日本トップ名医」を前立腺癌にお悩みの患者様にお繋ぎ致します。

    日本トップ名医は、治療はもちろん診断技術も他の医師とは次元が違います。前立腺癌の日本トップ名医による診断、治療を受けて頂きたいと思います。

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    記事監修 小野正文について

    小野正文 教授(医師・医学博士)
    香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学 教授 
    東京女子医科大学足立医療センター内科 非常勤講師
    日本肝臓学会専門医・指導医・評議員 
    FeliMedix株式会社 創業者・医療顧問 
    高知大学医学部大学院医学研究科卒。

    非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、メタボ肝炎の研究・診断・治療の我が国を代表する「トップ名医・研究者」の一人。NASH研究の世界的権威である、米国Johns Hopkins大学 AnnMae Diehl教授および高知大学 西原利治教授に師事。2011年から10年に渡り、診療指針の基準となる「NAFLD/NASH診療ガイドライン」(日本消化器病学会・日本肝臓学会)作成委員を務める。

    受賞:2000年第13回日本内科学会奨励賞受賞, 2008年第43回ヨーロッパ肝臓学会(EASL)、
    2008 Best Poster Presentation Award受賞など国際的に高い評価を得ている。また、NASHに関する和文・英文の著書・論文数は400編を超える。

    代表論文:Lancet. 2002; 359(9310), Hepatology. 2007; 45: 1375-81, Gut. 2010; 59: 258-66, Hepatology. 2015; 62: 1433-43, Clin Gastroenterol Hepatol. 2022 Jan 17, など