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コラム・インタビュー- COLUMN / INTERVIEW -

名医紹介サービスとは?利用方法や注意点も解説

コラム

病気の治療にはさまざまな方法があり、医師によっても治療方針や治療方法の意見が分かれることがあります。

高いスキルや豊富な経験をもった名医に診てもらうことで、早い段階で病気を完治できる可能性も高くなります。

しかし、一般の患者にとっては、どの医師が名医にあたるのか判断することは難しいものです。

そこでおすすめしたいのが、名医紹介サービスとよばれるものです。

本記事では、名医紹介サービスとはどういったものか、利用方法や流れ、サービス利用時の注意点なども含めて紹介します。

名医紹介サービスとは

名医紹介サービスとは、その名の通り各専門分野におけるトップレベルの医療技術をもった名医を紹介するサービスです。病気や怪我の治療にあたって、多くの患者は優秀な医師に診てもらいたいと願うものです。

しかし、通常、私たちが病気や怪我の治療で病院を訪れた場合、どの医師がどの程度の技術や経験を持ち合わせているのか判断することはできません。

また、仮にそのような情報を開示できたとしても、医学的な知識のない一般の患者からしてみれば、その医師がどれほど優秀なのか判断するのは難しいでしょう。

そこで、信頼できる専門医を紹介し、安心して治療を受けてもらえるよう支援をするのが名医紹介サービスです。

◆名医を探す方法・探し方とは?後悔しない治療のために知っておくべきこと

名医紹介サービスの利用方法・流れ

実際に名医紹介サービスを利用するためには、どういった流れで進めていくのでしょうか。

申し込みから外来受診までの一連の流れに沿って紹介します。

ヒアリング・問診

名医紹介サービスに関する詳細を説明するとともに、どういった病気や症状の治療をするのかをヒアリングします。

病気の種類や状態によっても紹介すべき名医は変わってくるため、ヒアリング・問診は不可欠です。

契約成立

顧問医師との面談が終了し、サービス内容に納得いただけたら正式な契約を結びます。

また、契約成立の時点でサービス料金の支払い・振り込みも必要です。

外来受診

外来受診の当日になったら、名医のもとを訪れ診察をしてもらいます。

名医紹介サービスによっては、専任のコンシェルジュが病院まで同行しさまざまなサポートも行ってくれるため、初めての方でも安心して診察を受けられるでしょう。

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こんな人に名医紹介サービスはおすすめ

そもそも病気や怪我などの治療は、名医紹介サービスを利用しなくても病院の受診は可能です。では、なぜ名医紹介サービスを利用する患者が多いのでしょうか。

特に、以下のような人にこそ名医紹介サービスは最適です。

信頼できる医師に診察をしてもらいたい人

病気や怪我の治療にあたっては、患者と医師のコミュニケーションが欠かせません。どの部分に痛みや違和感があるのかを医師に伝え、患者からの情報や検査データなどをもとに医師は診断を行います。

そのうえで、どういった治療法を採用するのか、その理由なども分かりやすく患者に説明することで信頼関係が生まれ、患者は安心して治療を受けることができます。

名医とよばれる医師の多くは単に手術の腕が良いだけでなく、患者とのコミュニケーションも大切にしています。

セカンドオピニオンを希望している人

同じ病気や症状であってもさまざまな治療法が存在し、医師によって判断が異なるケースもあります。

たとえば、はじめて診察を受けた病院では投薬治療が提案されたものの、セカンドオピニオンを受けた病院では外科手術が提案されるケースもあるでしょう。

どの治療法を選択するのかは最終的に患者本人の判断に委ねられますが、その判断材料とするためにも名医によるセカンドオピニオンはおすすめです。

治療における不安や悩みを解消したい人

大きな手術や長期にわたる治療をスタートする場合、多くの人は不安を抱くものです。たとえ医師から十分な説明を受けていたとしても、「本当に大丈夫だろうか?」、「ほかにリスクの低い治療法があるのではないか?」と疑問を感じることもあるでしょう。

名医紹介サービスを活用すれば、信頼できる医師と密なコミュニケーションがとれ、上記のような心理的負担も低減できる可能性があります。

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名医紹介サービスを利用するうえでの注意点

さまざまなメリットのある名医紹介サービスですが、病院で診察を受ける場合と比較したときにいくつか注意しておかなければならないポイントもあります。

通院のしやすさを考慮する

紹介される名医は、必ずしも自宅や職場から近い場所の病院にいるとは限りません。

また、病気の治療方法や病状によっては、継続的な通院が必要になるケースも多いため自宅からの通いやすさなども考慮して決定する必要があるでしょう。

名医を紹介してもらえないケースがある

名医紹介サービスに登録したからといって、必ずしもすべてのケースにおいて紹介してもらえるとは限りません。

典型的な例として挙げられるのは、病気の疑いがある段階で確定診断に至っていないケースや、主治医からの紹介状が得られないケースです。

また、病気や怪我の状態が比較的軽症であり、現在のかかりつけ医や病院での治療が適切であると顧問医師が判断することもあります。

BeMECと他社の名医紹介サービスとの違い・強み

BeMECではさまざまな専門分野に特化した名医を紹介していますが、他社とどのような違いや強みがあるのでしょうか。

顧問医師による確かな目で名医を紹介してもらえることはもちろんですが、専任の看護師がコンシェルジュとなって治療をサポートしてくれます。外来の予約や入院時の手続き、治療に関する相談や要望の医師への取り次ぎなど、サポート内容は多岐にわたります。

また、名医や顧問医師との交流会や講演会などのイベントも実施しており、自身の病気に関する最新の治療法を学べることもBeMECの特徴といえるでしょう。

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病気の早期治療に向けて名医紹介サービスを活用しよう

闘病生活が長く続くと誰もが不安を感じ、弱気になってしまうこともあるでしょう。しかし、ほかの医療機関や医師の診察を受けることで、新たな希望が見えてくる可能性もあります。

また、患者と医師は信頼関係があることが前提であり、医師のなにげない言動に不信感を抱く方も少なくありません。

自分の病気の治療が今のままで良いのか不安に感じている方や、信頼できる医師に治療をお願いしたいと考えている方は、ぜひ名医紹介サービスへ登録し顧問医師へ相談してみましょう。

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記事監修 小野正文について

小野正文 教授(医師・医学博士)
香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学 教授 
東京女子医科大学足立医療センター内科 非常勤講師
日本肝臓学会専門医・指導医・評議員 
FeliMedix株式会社 創業者・医療顧問 
高知大学医学部大学院医学研究科卒。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、メタボ肝炎の研究・診断・治療の我が国を代表する「トップ名医・研究者」の一人。NASH研究の世界的権威である、米国Johns Hopkins大学 AnnMae Diehl教授および高知大学 西原利治教授に師事。2011年から10年に渡り、診療指針の基準となる「NAFLD/NASH診療ガイドライン」(日本消化器病学会・日本肝臓学会)作成委員を務める。

受賞:2000年第13回日本内科学会奨励賞受賞, 2008年第43回ヨーロッパ肝臓学会(EASL)、
2008 Best Poster Presentation Award受賞など国際的に高い評価を得ている。また、NASHに関する和文・英文の著書・論文数は400編を超える。

代表論文:Lancet. 2002; 359(9310), Hepatology. 2007; 45: 1375-81, Gut. 2010; 59: 258-66, Hepatology. 2015; 62: 1433-43, Clin Gastroenterol Hepatol. 2022 Jan 17, など