C型肝炎
C型肝炎は、ウイルスによる感染症で、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで引き起こされます。感染経路は、主に血液を介して感染が拡がり、感染源としては感染者の血液が挙げられ,輸血による感染が一番多いと考えられています。
また、医療関連の事故、針刺し事故などのリスクも考えられます。C型肝炎の多くは慢性化し、初期には症状が現れないことが多いため、患者は感染していることに気づかない場合があります。
慢性化すると慢性肝炎や肝硬変、肝がんなどを引き起こすリスクが高まります。治療は抗ウイルス薬があり、定期的な検査と適切な治療が重要です。特に、DAA(直接作用型抗ウイルス剤)は、直接にC型肝炎ウイルスを攻撃することができ、治療効果は95%以上で副作用もほとんどない内服薬です。
感染の早期発見と適切な対策により肝硬変や肝がん発症が期待出来ますので、早期の専門医受診・治療が重要です。