肝切除
肝切除は、肝臓の一部を手術で取り除く治療法です。肝臓は体内で重要な役割を担い、消化や解毒、栄養の貯蔵、代謝など多くの重要機能を果たしています。
肝切除は、肝臓がん、肝腫瘍などの病気、損傷などの治療や症状の軽減を目的として行われます。
手術では、病変部分の肝臓を外科的切除しますが、肝硬変などで肝臓の予備能(底力)が弱っている場合には、切除が出来ない場合があります。大きく切除してしまうと残った肝臓で生命維持が出来なくなるためです。
手術後は、術後のリハビリテーションや適切なケア、治療が重要です。肝切除を行うことで肝臓の機能を維持しながら、患者の健康を回復させることを目指します。