RNAウイルス
RNAウイルスは、遺伝情報をRNA(リボ核酸)という分子で保持するウイルスの一群です。このウイルスは、感染した細胞に入り込み、その細胞内で増殖して繁殖します。
ウイルスのRNAは、ホスト細胞の機構を利用して自身の遺伝情報を複製し、新しいウイルス粒子を作ります。
RNAウイルスは、インフルエンザやコロナウイルス、C型肝炎ウイルスなどが含まれ、病気の原因となることがあります。
感染すると、体内でウイルスが増殖し、免疫系の反応を引き起こすため、症状が現れることがあります。ワクチンや抗ウイルス薬は、RNAウイルスに対する予防や治療に利用されます。
投稿者
小野正文 教授(医師・医学博士)
香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学 教授
東京女子医科大学足立医療センター内科 非常勤講師
日本肝臓学会専門医・指導医・評議員
FeliMedix株式会社 創業者・医療顧問
高知大学医学部大学院医学研究科卒