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胃がんの名医(スーパードクター)を受診するメリット|ステージ別5年生存率と再発率は?

コラム

胃がんと診断されると「本当に治るのか」「手術は成功するのか」「再発しないか」と、次々に不安が押し寄せます。

治療法を調べるほど情報は多く、どこで誰に任せるべきか判断に迷う方も少なくありません。

本記事では胃がんの治療法に加え、外科手術後の全体5年生存率、ステージ別の治療成績、再発率と再発しやすい部位を実際のデータにもとづき解説します。

そのうえで、名医(スーパードクター)を受診することで治療結果が変わりうる理由と、信頼できる医師へつながる方法までご紹介します。

胃がんの症状と診断方法

胃がんの発生原因と主な症状

胃がんは胃の内側を覆う粘膜細胞が異常に増殖して発生する悪性腫瘍です。

発生の要因として最も重要なのがピロリ菌の感染で、続いて食生活や喫煙が関与します。これらのリスク因子へ早めに対策することが予防につながります。

初期の胃がんはほとんど症状がなく、自覚症状が出たときにはすでに進行しているケースが少なくありません。進行すると食欲不振や体重減少、胃の痛みや不快感、吐血や黒い便といった症状が現れます。

こうした症状がある場合は、速やかに専門医へ相談してください。症状がなくても、定期的な検診による早期発見が重要になります。

胃がんの診断方法

胃がんの診断では、複数の検査を組み合わせてがんの有無や進行度を評価します。代表的な3つの検査を見ていきましょう。

内視鏡検査

胃がんの診断で最も一般的なのが、内視鏡検査(胃カメラ)です。内視鏡を使って胃の内部を直接観察し、異常があれば組織の一部を採取する「生検」を行います。

生検により採取された組織は、顕微鏡で詳細に調べられ、がん細胞の有無や種類が確認されます。

内視鏡検査は、早期胃がんの発見に非常に有効です。

画像診断

CTスキャンやMRI、超音波検査を使った画像診断は、がんが胃以外の部位(例えばリンパ節や他の臓器)に転移していないかを確認するために使用されます。

これにより、がんの進行度や治療方針の決定に役立てられます。特に、進行がんの場合は治療計画を立てる上で欠かせない検査です。

血液検査

血液検査では、腫瘍マーカーと呼ばれる物質の値を測定することで、胃がんの存在や進行度の評価が行われます。

胃がんの進行に伴って増加する「CEA」や「CA19-9」などの腫瘍マーカーの値が参考にされますが、これらの値だけでは確定診断はできず、他の検査と組み合わせて使用されます。

胃がんの治療方法

胃がんの治療は、がんの部位や進行度に応じて選択されます。ここでは主な治療法を確認していきましょう。

内視鏡的治療

早期の胃がんに対しては、内視鏡を使った「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」や「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」が行われます。これらは胃の粘膜層のみを切除する方法で、体や胃への負担が少なく、入院期間も比較的短くなります。

また、退院後もこれまで通りの食事や生活が出来ます。がんが粘膜に留まっている場合に効果的です。

外科手術

がんが進行している場合や内視鏡的治療が適用できないケースでは、外科手術が選択されます。

がんの範囲に応じて「胃部分切除術」や「胃全摘術」があり、胃の一部または全体を切除します。転移しているリンパ節も同時に切除します。

最近では腹腔鏡手術に加え、ロボット支援下腹腔鏡手術も行われ、術後合併症の軽減や痛みの緩和、回復の速さといったメリットがあります。手術後は、食事の内容や量、食べ方に配慮した生活の調整が必要になる場合があります。

どこまで確実にがんを取り切れるかが術後の経過を左右するため、手術を担う医師の技量や医療機関の体制も治療結果を大きく左右します。

化学療法(抗がん剤治療)

化学療法は、手術後の再発リスクを減らすために行われたり、進行がんで手術が困難な場合に単独で使用されたりします。抗がん剤を使って体内のがん細胞を抑える方法で、点滴や経口薬が使われます。

副作用が強い場合には、患者の体調に合わせて投与量や頻度を調整しながら行われます。

最近では、吐き気などを抑える薬などの使用により副作用が軽減されるようになっています。 

放射線療法

放射線療法は、がん細胞に高エネルギーの放射線を照射して、がんを縮小させる治療法です。化学療法と併用されることもありますが、胃がんの場合にはあまり一般的ではありません。

主に、がんが他の臓器や骨に転移している場合に痛みを緩和する目的で使われることが多いです。

免疫療法

最近では、患者の免疫力を利用してがんと戦う「免疫療法」も注目されています。その中でも特に「免疫チェックポイント阻害剤」が代表的な治療法です。

これは、患者の免疫システムを活性化させる薬を使い、がん細胞を攻撃させる治療法です。

化学療法が効果を示さない進行がんに対する新しい治療選択肢として期待されていますが、適応には専門医との相談が必要です。

関連記事:がんの放射線治療について|副作用や費用などについて解説|千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック

関連記事:胃がんの症状を解説!胃潰瘍や胃炎との違いは?【早めの検診を】|西春内科・在宅クリニック

胃がん手術の成功率とステージ別治療成績

胃がん手術の成績は、ステージや医療機関によって差があります。全国規模の登録データをもとに、全体の生存率からステージ別の成績、再発の傾向までを順に見ていきましょう。

外科的胃根治切除後の全体5年生存率

外科的に胃を根治切除できた場合、胃がん患者全体の5年生存率は70.6%と報告されています。これは日本胃癌学会が全国の症例を登録した大規模なデータにもとづく数値です。

ただしこの成績は、過去に診断された患者のデータをもとにした数字です。

胃がんの薬物療法や手術は年々進歩しているため、今の治療を受けた場合の成績はこれより良くなる可能性があります。あくまで全体の目安として捉えてください。

ステージ別の相対5年生存率

同じ胃がんでも、診断されたステージによって5年生存率は大きく変わります。外科的胃根治切除術後の相対5年生存率は、ステージが進むほど段階的に低下します。

ステージ別の相対5年生存率は以下のとおりです。

ステージ相対5年生存率
IA89.6%
IB83.2%
IIA77.6%
IIB68.1%
IIIA59.3%
IIIB45.6%
IIIC29.9%
IV14.0%

早期のステージIAでは89.6%と高い一方、進行したステージIVでは14.0%まで下がります。

ただし同じステージでも、年齢や体力、がんの組織型によって予後は異なります。数字だけで見通しを決めつけず、担当医と治療計画を立てることが大切です。

胃がんの再発率と再発しやすい部位

胃がんの再発頻度はステージに依存し、進行するほど高まります。再発する場合、どの部位に起こりやすいかには明確な傾向があります。

再発しやすい部位ごとの割合は以下のとおりです。

再発部位割合
腹膜転移41.3%
血行性転移30.5%
リンパ節転移19.3%
局所再発7.0%

再発は術後の定期的な経過観察で早期に把握することが重要です。体重の急な減少や食欲不振などの変化があれば、次の予約を待たず担当医へ相談してください。

外科切除後の再手術と初回手術の重要性

胃がんで外科的に胃を切除した場合、再手術はほとんど行われません。再発の主な原因が腹膜播種やリンパ節転移、血行性転移であり、これらは再度の手術では対処しにくいためです。

再発時は薬物療法が治療の中心になります。だからこそ、最初の手術でどれだけ確実にがんを取り切れるかが予後を大きく左右します。

初回の根治切除の質こそが、その後の経過を決める鍵になるのです。

参考文献:Takeji Y, et al. A retrospective 5-year survival analysis of surgically resected gastric cancer cases from the Japanese Gastric Cancer Association nationwide registry (2001-2013). Gastric Cancer. 2022 Nov;25(6):1082-1093.

名医(スーパードクター)による胃がん治療のメリットと生存率

胃がん治療では、担当する医師によって予後や合併症が変わることがあります。ここでは名医(スーパードクター)に治療を任せる意味を確認していきましょう。

医師の技量が予後と合併症に与える影響

胃がん治療の特徴のひとつは、医師のレベルの違いによって生命予後や治療後の合併症が大きく変わる点です。先に見たとおり、外科手術では初回にどれだけ確実にがんを取り切れるかが、その後の経過を左右します。

胃がんの治療は年々進歩しています。最新の知識と設備、治療法を備えた名医(スーパードクター)による治療は、予後を大きく変える可能性があります。最先端の専門知識と豊富な経験を持つ医師に治療を託すことは、胃がんと向き合ううえで大きなメリットになります。

名医(スーパードクター)で生存率は上がるのか

名医(スーパードクター)による治療が生存率へ与える影響について、明確な統計データは存在しません。医師個人の成績を全国規模で比較した公式データがないためです。

一方で、日本の最先端治療を担うトップの名医(スーパードクター)には、全国から治療が難しい症例が日々紹介され、多くの患者を治療しています。そのため一般的な専門医に比べて最先端治療への知識と経験が豊富で、生存率や生活の質の向上が期待できます。

胃がん治療の名医(スーパードクター)を見つける方法

胃がん治療の名医(スーパードクター)を見つけるのは簡単ではありません。ここでは現実的な2つの方法を確認していきましょう。

治療成績の公開情報を確認する

名医(スーパードクター)が在籍する病院では、胃がんなどの治療成績がホームページに掲載されていることが多くあります。

難しい症例を多く扱うにもかかわらず良好な成績であれば、その医師や施設の実力を判断する材料になります。医療機関を選ぶ際の参考にするとよいでしょう。

名医紹介サービスを活用する

名医(スーパードクター)紹介サービスを利用すれば、ネットや雑誌では見つけられない本物の名医(スーパードクター)を推薦してもらえます。

自力で探す手間を省き、信頼できる医師へ確実につながる方法として有効です。

BeMECは名医(スーパードクター)紹介サービスを提供

胃がんに対して名医(スーパードクター)の治療を受けたいとお考えの方には、BeMECがご希望に沿った最良の名医(スーパードクター)をご紹介します。

BeMECは胃がん専門の教授と顧問契約を結んでいます。そのため、胃がん治療の日本トップの名医(スーパードクター)をご紹介し、その医師による一貫した診察と治療を確実に受けていただくことが可能です。

現在の治療のままで良いのか不安を感じている方や、信頼できる医師に治療をお願いしたい方は、ぜひBeMECの名医(スーパードクター)紹介サービスへご相談ください。

まとめ

胃がんは早期に発見できれば高い治癒が期待でき、治療法も内視鏡治療から外科手術、薬物療法まで進行度に応じて選択されます。外科的に根治切除できた場合の全体5年生存率は70.6%で、ステージが進むほど成績は下がります。

再発は腹膜転移や血行性転移が中心で、外科切除後は再手術がほとんど行われないため、初回手術でどれだけ確実にがんを取り切れるかが予後を左右します。

治療結果を大きく左右するのは、やはり医師の技量と経験です。どこで誰に治療を受けるか迷っている方は、名医(スーパードクター)紹介という選択肢があることを知っておいてください。BeMECがあなたに合った医師選びをお手伝いします。

投稿者

小野正文 教授(医師・医学博士)

横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学 客員教授
大阪大学大学院医学系研究科 招聘教授
香川大学医学部肝・胆・膵内科学先端医療学 元教授 
FeliMedix株式会社 代表取締役会長・創業者・代表医師
高知大学医学部大学院医学研究科卒